跡継ぎがいなくて「お墓じまい」を考えているあなたへ。
こんにちは。
はじめまして。
おおきた石材店、大北和彦と申します。
突然ですが、お手紙差し上げます。
あなたが亡くなったら、お墓を管理してくれる方がいないので、
「お墓じまい」されるとお聞きしました。
責任感の強い、あなたの事、当然、お墓のことが心配になって、
とのことと拝察いたします。
ホントに、亡くなってからのことまで気にされている当たり、
あなたらしい、と感じました。
ですが、一つだけ心配なことがあります。
あなたが、ご先祖様のお墓を無縁にしまいと考えての「お墓じまい」だと思いますが、
もし、あなたが、亡くなったとき、
あなたのお骨はどうなりますか?
あなたが大切にしていた、そのお墓はもうありません。
あなたが常々、心のよりどころとされていたご先祖様のお墓。
あなたがいつも、お墓そうじを欠かさなかった、ご両親のお墓。
そのお墓がもうなくなってしまっているのに、
あなたはどちらで眠られますか?
いや、予め納めておいたご先祖や両親の遺骨とともに、安置してもらうよ、と
あなたはおっしゃいますが、さて、
あなたのご遺骨は、本当にご両親や、ご先祖様と一緒に安置されるでしょうか?
何年後か、分かりません。
いくらぐらい時間が経過するかもわかりません。
そのことが、私には心配なんです。
「お墓のみとり」というサービスが始まりました。
お墓じまいしなくてはならない、と考える人の肩の荷を下ろしてあげて、
その人の代わりに、
その人が亡くなった後、
一定期間後、
預かった費用分のお金で、
お墓じまいを済ませ、代金を頂きます。
亡くなっているのに、誰から代金を?
という疑問の声があなたの心から聞こえてきました。
あらかじめ、金額等を相談、見積書等にて決定しておき、
士業の方がそのお金を管理していただく仕組み。
その契約書は、公証人によって、公正証書となります。
いかがですか?
あなたは心配せず、大切なご両親、ご先祖と一緒に
眠りに付くことができます。
素晴らしいサービスですが、どこでも可能だとは、まだまだ言えません。
お墓の管理者の了承がいるのです。
ですが、
ホントに有難い話だな、と思って、あなたにお伝えしたくて、
手紙を認めました。
あなたの心に届けばいいのですが。。。
まだまだ暑い日が続きますが、御身お大事に。
またお会いできる日を楽しみにしております。