ガイドラインって、甘いな。。。
こんな声、時々聞きます。
「墓石工事契約等ガイドライン」って言ったって、誰でも登録できるんだから、
悪意をもって登録して、看板だけ使って、手抜き工事されたら、
どうするの?


◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。
☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会正会員
☑ お墓の法律のプロ、「墓地管理士」取得
おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。
そういうこともあるかもしれませんね。考えが甘いと。
ですが、ルールを守る石材店なのに、ルールを守れなかった場合のペナルティは意外と重いです。
石材店のペナルティは重い

① 登録店は、社内に苦情処理の体制を整えることが義務づけられている
お客様からクレームを頂いた際、そのクレームが正しいのか、間違っているのかに関わらず、そのクレームに対処しないといけません。何らかの対処をする、ということが最初のルールです。この最初のルールで対応するのは普通の石材店です。もちろん、そこで、誤解があったということもありますし、それで、両者が納得すれば、ここで完了となります。また、ここで完了することを「ガイドライン」は求めています。ただ、ここで完了できないと、次の段階に進みます。
② 日本石材産業協会が運営する相談窓口が間に入って、助言や調停のサポート
登録事業者と消費者との間で、この「墓石工事契約等ガイドライン」に関わるトラブルを解決できない場合、石産協の窓口に相談するということになります。具体的には、消費者が直接「お墓相談窓口」へ連絡、または、直接事務局へメール等にて相談するという形になります。もちろん、登録事業者が直接相談するということも考えられます。(少ない事例だと思いますが。。。)
この段階で解決できたとしても、該当する登録事業者に非があれば、登録店のクレームに助言や調停のサポート、という事実は残ります。いうなれば、イエローカードが1枚という感じですね。
③ ガイドラインを故意に破ったり、改善指導に従わなかったりする業者は「登録抹消」
ガイドラインを故意に、知りながらルールを破ったり、指導されていたにもかかわらず従わなかったりした場合は「登録」自体を抹消されます。これは大変重い処分だと思われます。多分ですが、次に登録申請しても、認められないはずです。イエローカードを何度も頂く、という場合ももしかしたら、この段階へ進むのかもしれないですね。
更に重いペナルティを課される場合も

ペナルティはそれだけではありません。
現在のSNS全盛期のこの時代を体感している方ならわかると思いますが、こういったルールを守らない行為は完全に「悪者」扱いされます。また、それを広く拡散されるリスクもあります。場合によっては、商売に影響を与えることも想像できます。
もちろん、②までの段階でトラブルが解決できたなら、内部の問題として、表に出ることはないでしょう。でも③の段階まで行けば、悪質ならば、協会からの除名処分もあるかもしれません。そうなると、誰も守ってくれなくなります。
ずいぶん、暗くて重いことを書きましたが、これはあくまで私個人の想像です。
でも、登録が無料で、更新も基本事務手数料しかかからないこの仕組みを甘く見て、登録だけして、好き放題してしまうと、とんでもないペナルティが課される可能性がありうるな、という私の想像はそれほど的外れではない、と考えます。
まとめ
この「墓石工事契約等ガイドライン」という仕組みは元々、消費者の想いを考えず、自分の利益のために商売している業者をこの石材業界から出て行ってもらおう、という思いをも含んだ仕組みです。そうなると、当然そういう措置も想定できると思います。
でも逆に「正しく消費者(お墓を建てる人)の想いに沿ったお墓を建てたい」という考えの石材店にとっては、これは「登録するしかないでしょう。それは今でしょ」という仕組みです。
今、日本石材産業協会に加盟されていない石材店さんは登録の資格は残念ながらありません。登録していただくには、まず、日本石材産業協会への入会していただく必要があります。
でも、それくらいしてもいいはずです。それくらいの障害は乗り越えてもらっても得る価値があります。
この仕組み取り組みはまだまだ小さなものですが、大きく広がったら、これはとんでもない可能性を秘めた、まさに石材業界を大きく地位向上できる、とても可能性を秘めた取り組みであるはずです。