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    「お墓」を「楽にする」実例5選

    「お墓のリフォームをするとどうなるか??」
    お墓の「困った」「大変」な部分を解消するのが、お墓のリフォーム。
    かなり解消できます。

    おおきた石材店 代表 大北和彦

    〇 お墓ディレクター1級
    〇 墓地管理士
    〇 石材施工技能士1級
    〇 技能顕功賞
    〇 一般社団法人日本石材産業協会正会員

    おおきた石材店

    昭和の初めより三代続く、兵庫県豊岡市の小さな石材店。震度7の地震でも倒れなかった「地震に強いお墓」と特許技術「雨漏りしないお墓、信頼棺」の正規代理店。百年後に残るお墓を作っています。

    このような古いお墓は時々見かけます。

    昔はこのような、囲いがある立派なお墓を時々見かけました。ブロックではなく、石でこのように立派な囲いがされているお墓はずいぶんお墓に思い入れが強い方が建てられたと思われます。

    しかもここはずいぶん山の上のお墓なので、建てるのも大変だったと思います。

    目次

    古いお墓をリフォームするという考え

    ただ、雑草がある程度生えてきているし、苔がしっかりと茂っています。外柵の石も今のみかげ石ではなく、安山岩か堆積岩のように見えます。既に光沢はなくなり(もともと光沢があったかどうかは不明)、全体にカビが茂って、色が変わっています。

    こういった手つかずのお墓を一旦、解体し、持ち帰って、研磨し直し、最新の耐震施工で立て直し、便利な場所(お参りしやすい場所)に引っ越しして、その場所に必要なモノのみで立て直す。

    場合によっては、塔婆立てとか、ベンチ、物置台、ロウソク立てなどを追加して、墓地全体を設計しなおして、その墓地の広さによって、設計しなおして、お参りしやすい便利なお墓に作り直します。

    お墓の引っ越しをしたいということをきっかけとして、お墓を新しくリフォームすることはよくあるお墓工事の一つでもあります。

    リフォーム事例5選

     山の上にあるお墓を平地のお墓参りが便利な場所へ引っ越し

    • お墓参りやお墓そうじで山の上に上がらなくてもよくなった。
    • お墓そうじも水道が近くて、便利になった。
    • 地震に強いお墓になったので、安心してお墓参りができる。
    • 草取り、草抜きがほぼ必要なくなったのがうれしい。
    • 便利なので、手軽にお墓参りできる。

    ② 山の上にある落ち葉が多いお墓を小さくして、小さな墓地へ降ろす

    • 落ち葉の掃除が大変すぎたのですが、その心配がなくなった。
    • お墓参りやお墓そうじが山の上だったのに非常に便利になった。
    • 掃除する墓地が約3分の1くらいになったので、掃除が楽になった。
    • 草が生えないようにしてもらったので、草抜きがほぼ必要なくなった

    ③ 掃除が大変な花立石をステンレスの筒を入れて掃除しやすくした

    • 水が溜まりっぱなしにならないので、悪臭がしなくなった。
    • お花の根本が腐って取り出しにくかったのが、簡単になった。
    • そうじがステンレスの筒を洗うだけになって便利になった。
    • 横穴が開いているので、水が常にたまらなくなり、冬季の凍結の心配がなくなった。

    ④ 傾いているお墓を直して、草が生えないお墓に

    • 傾いていて少し怖いお墓がまっすぐに直った。
    • 墓地区画内に石を張って草が生えないようにした。
    • その周囲も防草工事を施工し、草が生えにくい墓地にした。
    • 草取りが大変だったけど、かなり楽になった。

    ⑤ お墓がたくさんあり、草も生えやすいので、コンパクトに

    • 古いご先祖様のお墓がたくさんあったけど、まとめることができた。
    • 草が生えにくいお墓になった。
    • 墓地のエリアを小さくリサイズしたので、メンテナンスが楽になった。
    • 石の灯ろうを設置したので、毎回簡易灯ろうをもってお墓参りしなくて済むようになった。

    まとめ

    お参りが大変なお墓、をお参りしやすいお墓に変えるのが、「お墓のリフォーム」です。

    お墓を建てた時は、ピッタリだったお墓が、長い年月とともに、家族が変わり、時代が変わり、お墓も不具合が発生し出して、手入れをしなくてはいけなくなった時、どんな形にリフォーム、改修しますか?

    実はこの部分はすごく大切な部分なのです。

    リフォームした直後、すぐにお墓が傾いてしまった!!
    リフォームしたのに、使い勝手が悪くて、すぐに別のリフォームをしないといけない。
    便利になったはずなのに、別の部分が使い勝手が悪くなった
    リフォーム直後、すぐに草が生えてきて。。。

    なんてことでは、リフォームした意味がありません。

    実は、「新しいお墓を建てる」よりも「お墓のリフォーム」は経験が大事になります。多くの経験ののち、それぞれのベストとはこれだ、という経験則が生まれます。

    多くの経験があるから、一番使いやすいお墓、一番安心できるお墓、一番ベストな提案ができるのです。

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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