お墓リフォーム工事の様子です。
お墓の裏が竹林になっていて、笹の葉が落ち葉となって堆積してしまうお墓です。
このお墓は下地がコンクリートのベタ基礎(全面にコンクリート施工)。その上に化粧玉石を入れているんですが、長い年月で中に土が入り込んで、笹の葉が腐葉土と化し、それを栄養に草が生えてきて、どうしようもないお墓になってしまっています。

◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。
☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会正会員
☑ お墓の法律のプロ、「墓地管理士」取得
おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。
まず玉石を全部取り出して処分。玉石の下には、このように腐葉土と化した土が玉石と混ざっています。この下はコンクリートなのですが、その上に腐葉土の層が出来ていて、草が生え放題。
化粧玉石の厚みが厚すぎたのも原因だと思われます。もう少し薄く敷いていれば、これほど草がはえることもなかったのかも、しれないです。

笹の葉が尋常な量ではないです。しかもその下は腐葉土と化していて、普通に草が生えてきています。
下地がコンクリートであっても、どうしようもない、です。

笹の葉だけを集めて、そのあと、化粧玉石を収集。分別しないと引き取ってくれないので。。。
お墓の中に降っている笹の葉と草を集めたら、こんな量に。。。(^_^;)

お墓の裏の竹林から、工事の間も常に降り注いでおります。
しかも、その腐葉土の中に、草がしっかりと根を張っています。

玉石の持ち出し。お墓の広さもかなりの量なので、それを持って出るのも大変です。

足場を補強しつつ、持って降ります。

そのまま下から、板石、資材等をもって上がります。腐葉土となっていた部分をしっかりと清掃して、
板石を張っていきます。

代々墓の後ろのご先祖様のお墓の部分は固まる土で施工。

前の部分は板石を張りました。
見た目も豪華になり、掃除もとてもしやすくなったと思います。

草が生える心配もずいぶん少なくなり、笹の葉がたくさん落ちても、簡単にほうきで掃除できます。
墓地によって、様々な環境があり、それによって、いろいろな環境にあった施工の仕方があります。
12年前の私はそのあたりの判断が甘かったです。それは反省しております。
でも、これでお墓そうじは格段にしやすくなったでしょう。また、大きな学びを頂きました。
でも、下地をコンクリートしていても、あれほど草が生えるんですよね。
驚きです。
自然は本当にすごいです。

