「お墓の原点」を知る
おはようございます。
◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。
☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会常任理事
☑ 顧客満足推進委員会委員長
おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。
今現在、ご遺骨をお持ちで、その行き先をお探しの方、あなたに一番あった安置先を探しませんか?
そのお手伝いをいたします。
昨日は、午前中。。。
お墓じまいのためのお墓を細かくする作業をしていました。
古いお墓の石って、なんていう石なのか、判別が難しいこと、
けっこうありますが、
割ってみると、一目瞭然。
生まれたての石の表情を見ることができます。
こちら、何という石かわかりますか?
神鍋石です。
神鍋高原で採掘されていた、水色?、黄緑?
独特な色目で、非常に人気のあった石です。
但馬、豊岡では時々、この石で建ててあるお墓を見かけます。
あと、
石垣などにも多用されていますね。
でも、今は採掘されておりません。
残念ながら。。。
こちらは。。。
名前というより、
おそらく、この山で採れた石なんでしょうね。
これは、石と言っていいのかどうか。。。
この山自体がこの石で出来ているようです。
簡単に割れますが、
粘りがあって、バールでこじ開けないと
二つに割れません。
文字を彫るには大変だったでしょうね。
この山の上にお墓を建てるとき、
一番大変なのが、石を山に上げる作業。
なので、
この山で採れた石にそのまま文字を彫って、
お墓にしたんでしょうね。
この石のお墓が結構ありました。
そこで採れたものを使ってお墓にする
っていうのは
石に文字を刻んで、それを墓標とした、最初の頃の
お墓つくりの基本だったのかもしれません。
それ以前は、死者を弔って、その上に石を置く、
それだけの時代が長く続いていたはずですから。
あなたの、私の大切な人は、ここに眠っているよ、
そういう目印がありさえすれば、
また再びここにやってきて、
再会できる。
その目印さえあれば、良かったんですね。
それがお墓の原点、ですね。