基礎工事の様子
草だらけの空き区画にお墓を建てるための基礎工事をします。
重機でぼうぼうの草を取り除き、不要な残土も掘り出します。
しっかりと残土を取り除き、基礎工事のための高さまで掘り、残土を処分します。
きれいに残土を取り除くと整地して、コンクリートの下地になる砕石を入れます。
下地に砕石を敷き詰めて、転圧します。
このタンピングランマーという機械で転圧していきます。
しっかりと転圧したら、コンクリートの型枠を設置します。
コンクリートの骨組みでもある鉄筋を組んでいきます。300ミリの間隔で結束していきます。
左の細い鉄筋が通常の10ミリ筋。右の太い鉄筋が13ミリ筋。この太い方の13ミリ筋を使用しております。
13ミリ筋で鉄筋を組んだら、息抜き穴を開けておいて、コンクリートを敷設します。
広いので、平らに鏝で押さえるのも大変です。コンクリートが固まると、その上に外柵石を設置していきます。
石同士を接着剤と専用金具で固定します。
固定する金具はこれです。石にこのボルトに打ち込んでこの金具で固定します。
この白い石の枠がお墓を支える基礎石です。
外柵石が背が高いので固定金具も2個設置しました。基礎コンクリートにも固定金具で固定します。
基礎石の周りに外柵の石を四方囲ったら、外柵の完成です。
全ての石同士、石とコンクリートにダブル(二重)に固定金具を設置しました。
この写真の外柵だけで、32組の固定金具、64本のステンレス製ウェッジボルトが埋め込まれています。