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    【お墓のリフォーム事例①】軟弱地盤の対策(後編)

    昨日の記事、お墓のリフォーム事例①の続編です。
    前編を未読の方は、まずはこちらから。

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    【お墓のリフォーム事例①】軟弱地盤の対策(前編) おはようございます。但馬、豊岡のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店の大北和彦です。 軟弱地盤で、お墓がいろいろ傾いてしまっている墓地を基礎工事から作り直...

    ◇ お墓ディレクター1級:お墓のプロの証、1級取得者は全国で2桁
    ◇ 墓地管理士:お墓、納骨堂、永代供養墓の法律の専門家
    (一社)日本石材産業協会正会員、兵庫県支部理事
    ◇ 石材加工技能士1級:石の加工の技能を表する国家資格
    ◇ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
    ◇ 「地震に強いお墓」施工店

    おおきた石材店

    昭和の初めより三代続く、兵庫県豊岡市の小さな石材店。震度7の地震でも倒れなかった「地震に強いお墓」と特許技術「雨漏りしないお墓、信頼棺」の正規代理店。百年後に残るお墓を作っています。

    お墓のリフォーム続編ですが、お墓を仮に撤去して、基礎を新しく作り直して、お墓自体も今の手法で建てます。

    なお、こちらはまだ「地震に強い施工」を始める前の基礎工事です。現在なら、より耐久性の高い地震にも強い施工方法を選ぶことが出来ますが、この写真の時点では、ベストの施工をさせていただいたつもりです。

    目次

    手前墓地区画の基礎工事

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    お墓の周囲の外柵の石が乗る基礎コンクリートを前回作りました。
    そして、その基礎コンクリートの上に石を乗せますが、ただ載せるだけではありません。石とコンクリートがしっかり固定出来て、ズレないように、石の裏側を切れ込みを入れて、固定がしっかりとするように加工します。

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    更に、石の裏面と基礎コンクリートとをしっかりと接着できるように、モルタル接着剤というものを塗って、強固に固まるように。。。接着剤が乾燥するまで、待っております。

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    石と石の間は接着剤で固定。金具も併用。これは外れるわけないよね。ここまでしたら。。。

    代々墓と戒名碑の基礎コンクリートを施工

    ここまで来たら、ずいぶんできてきたなと、実感します。

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    お墓を支える基礎コンクリートをします。かなりしっかり施工しました。

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    ある程度、固まりました。本来の強度はまだまだですが、時間がないので、お墓の施工を今週からします。
    写真奥の穴が開いているのが「息抜き穴」つまり、そこに代々墓を再施工します。そして、手前が戒名碑。

    長年の汚れを落とす

    ところで、下の写真分かりますか?

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    解体したお墓のうち、加工しなくてはならないので持ち帰ったお墓の部材です。一番下の基礎の上に乗る「地周りの石」と呼ばれる石です。具体的に説明すると、以下の赤矢印の石です。

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    この石ですね。一番下の石。で、上に柱のような石が乗っております。

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    この赤い枠の部分に柱の石が乗っていたのですが、ずいぶん汚れてますね。これは土などの埃、汚れなどです。簡単に落ちる汚れですが、数十年の長きに渡ってたまりにたまった汚れですね。でもこれは、あることを表しています。

    何かというと、

    固定、接着してないということ。

    つまり、石の上に石が乗っているだけ、だということ。
    石の合間に隙間があるから、汚れが溜まるわけです。接着していたら、汚れるわけないから。

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    つまり、これほど巨大なお墓なのに、固定、接着してないのです。一部、仮止め程度の固定はしておりますが、ほとんど載せてあるだけです。地震が来れば倒れてしまうはずですね。これが昔、少なくとも20年くらい昔までの建て方です。それではさすがにまずいですよね。なので、これを現代の建て方でお墓を再建します。

    持って帰ったお墓の部材は一個ずつ一個ずつ丁寧に水洗いし、長い年月の汚れを落として、改めてお墓に運び、再施工させていただきます。

    代々墓の舞台を組み上げる

    四ツ石も組み直しました。かなり巨大な四ツ石です。この上に舞台型の台石を設置。

    一つ一つ、接着しながら、慎重に組み上げていきます。

    舞台石の天端石も接着剤を使用しながら、設置。

    代々墓本体も設置

    お墓本体にもしっかりと接着剤を使いながら、施工していきます。

    お墓本体が設置し終わりました。美しくよみがえったお墓という感じ。

    お墓リフォームの完成

    最後、玉石を入れたら完成です。

    ビフォーアフター

    リフォーム工事前はこんな感じでした。

    (工事前)

    お墓の向きが違いますね。お墓前の通路が何時も雨が降った後、たまって、お参りしずらかったので、向きを変えました。

    (工事後)

    そして、ご先祖様のお墓と代々墓を分けたので、とてもお参りしやすいお墓になったと思います。

    現在の施工方法とは、違います。「地震に強い施工」ではありません。しかし、とても軟弱地盤であったこのお墓をしっかりとリフォームというより、リノベーションによって、より強固で、強いお墓を施工できたと考えています。

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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