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    墓地に幽霊が出ないこれだけの理由——お墓ディレクターが断言します

    先日、お墓の現場でビシャン加工(石の表面を手工具で叩いて仕上げる作業)をしました。久しぶりの手加工作業で、翌日は全身筋肉痛。でも翌日に筋肉痛が出るということは、まだ若い証拠かもしれません。

    ◇ お墓ディレクター1級:お墓のプロの証、1級取得者は全国で2桁
    ◇ 墓地管理士:お墓、納骨堂、永代供養墓の法律の専門家
    (一社)日本石材産業協会正会員、兵庫県支部理事
    ◇ 石材加工技能士1級:石の加工の技能を表する国家資格
    ◇ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
    ◇ 「地震に強いお墓」施工店

    おおきた石材店

    昭和の初めより三代続く、兵庫県豊岡市の小さな石材店。震度7の地震でも倒れなかった「地震に強いお墓」と特許技術「雨漏りしないお墓、信頼棺」の正規代理店。百年後に残るお墓を作っています。

    さて、今日は少し変わった話をします。

    「墓地」と聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか?

                                  

    目次

    「墓地=怖い場所」というイメージはどこから来るのか

    暗くてジメジメしていて怖い。夜は近づきたくない。幽霊が出そう。肝試しの定番スポット——。

    墓地に対してこうしたイメージを持つ方は、今も少なくありません。ホラー映画やゲームの影響もあるでしょう。「お墓参り=昼間に行くもの」という習慣も、そのイメージを強化しているかもしれません。

    でも、私はこの仕事を20年以上続けてきて、一度も墓地で怖い思いをしたことがありません。むしろ、墓地はとても静かで、穏やかで、清々しい場所だと感じています。

    なぜか。その理由を、今日はちゃんと説明したいと思います。

                                  

    そもそも、幽霊はなぜ「さまよう」のか

    怪談や民間伝承に登場する幽霊には、共通する背景があります。

    無念・未練・怨み——成仏できない理由があるから、さまよっているのです。

    逆に言えば、きちんと弔われ、供養され、誰かに想い続けてもらえている人は、成仏できないどころか、穏やかに「あちら側」にいられるはずです。

    お墓とは何でしょうか。亡くなった方を、穴を掘って丁寧に埋葬し、石を積んで目印を作り、手を合わせて想い続ける場所です。

    つまりお墓に眠っている方々は、誰かに大切に供養され続けている方々です。怨みや未練を抱えて浮遊する理由が、そもそもありません。

    だから私は断言します。ちゃんと供養されているお墓に、幽霊は出ません。

                                  

    菅原道真が教えてくれること

    歴史上、最も恐れられた怨霊といえば、菅原道真公です。

    藤原氏の策略によって大宰府に左遷され、無念のうちに亡くなった道真公。その後、都では雷が落ち、疫病が流行り、政敵たちが次々と不審な死を遂げた。人々は道真公の祟りだと恐れ慄きました。

    ところが、その恐るべき怨霊がどうなったか。

    各地に道真公を祀る天満宮が建てられ、多くの人が参拝し、道真公の名を呼び続けた。祀られ、想われ、感謝され続けるうちに——道真公は「学問の神様」として生まれ変わったのです。

    怨霊でさえ、丁寧に供養されれば守り神になる。これは日本人が古くから持ってきた、深い死生観だと思います。

    ならばお墓に眠るご先祖様は、毎年手を合わせてもらい、花を供えてもらい、語りかけてもらっている。怨霊になるどころか、子孫を見守る存在になっているはずです。

    大北和彦

    お墓ディレクターの視点

    夜中に墓地で工事の下見をすることもあります。正直に言うと、怖くないです。むしろ静かで、空気が澄んでいて、落ち着きます。「ご先祖様が見守っていてくださっているな」と感じることはあっても、嫌な気配を感じたことは一度もありません。この仕事をしていて、本当によかったと思う瞬間のひとつです。

                                  

    では、本当に怖い場所はどこか

    少し視点を変えてみます。

    本当に「浮かばれない」状態になるとしたら、どんなケースでしょうか。

    戦場跡、事故現場、誰にも看取られずに亡くなった場所——そういった、弔われることなく放置された場所こそが、民間伝承でも「出る」とされてきた場所です。

    翻って、お墓はその正反対の場所です。丁寧に葬られ、石を建てられ、花を供えられ、手を合わせてもらえる。これほど「供養された場所」は他にありません。

    怖がる必要がないどころか、お墓こそ、最も「安心できる場所」なのかもしれません。

                                  

    「供養し続けること」の意味

    お墓参りを続けること、お墓をきちんと維持すること——それは単なる「習慣」や「義務」ではありません。

    亡くなった方を「忘れていないよ」と伝え続けること。その積み重ねが、ご先祖様を安らかな状態に保ち、子孫を見守る存在にしていく。

    お墓という場所は、生きている人とご先祖様をつなぐ、大切な接点です。そのお墓が荒れていたり、傾いていたり、水が入っていたりする状態は——ご先祖様への「向き合い方」として、やはり気になります。

    お墓をきちんと守ることは、ご先祖様を大切にすることと、私は思っています。

                                  

    お墓のことが気になったら

    久しぶりにお墓参りに行って、汚れや傾き、劣化が気になった方。あるいは「そろそろちゃんとしたお墓を建てたい」と考え始めた方。

    どうぞお気軽にご相談ください。ご先祖様が安心して眠れるお墓づくりを、一緒に考えます。

                                  

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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