間違ったお墓の石の選択をすると、必ず後悔します

おはようございます。兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店の大北和彦です。いろいろとプライベートな理由で、非常に忙しく、仕事にも支障が来つつあるんですが、どちらも大事です。仕事だから仕方ないという言い訳だけは使いたくないと思っております。

ところで、先日、ある墓地に行ってきました。そこは地元ではないのですが、すぐ裏が海岸で海風がもろに当たる、お墓の石にとっては非常に過酷な条件の墓地です。お墓の石にとって、一番の大敵は、「水分」と「塩分」です。
(ちなみに「熱」にも弱いのですが、直射日光で熱くなる程度なら問題ありません)

IMG_20181220_160422◇ 「お墓ディレクター1級」  お墓のプロの証「お墓ディレクター1級」。兵庫県北部では唯一の取得者です。

◇ 「日本石材産業協会正会員」 石材業界の唯一の全国組織であり、最大の加盟業者の一般社団法人日本石材産業協会の正会員です。

◇ 「顧客満足推進委員会副委員長」 石材業界の地位向上と顧客満足の向上を目指して志を同じくする全国のメンバーと活動しております。

◇ お墓Q&Aを350以上更新中  お墓の疑問、質問を350問以上お答え中。どんな疑問もお答えします。

墓地という場所に来ると、いろいろな発見があるので、ついつい見て回って、不審者のような行動をとってしまうのですが、今回もお客様を待っているわずかな時間、ごく近所のお墓を見て回って、見つけてしまいました。

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彫られた文字等は見えないように処理しております。この石はどこのなんと言う石か判別しにくかったのですが、おそらく建立年月日から韓国の石か中国の石だと思われます。まだしっかりと光沢が残っていて、悪くない石だと思えます。

現に、この墓地でなかったら、まったく問題ないはずです。でも、ここは環境がみかげ石(花崗岩)には非常に過酷な環境です。冬は日本海から強い季節風が吹いてきます。冬季はほぼ毎日、北から海岸の砂交じりの潮風が強烈に吹いてきて、お墓の表面に強く吹き付けます。人間でもそんな長く当たり続けていられない強烈な北風です。塩気や水分に弱いお墓の石もそうそう長く当たり続けていたら、表面の光沢が落ちてしまうのは仕方ないですね。

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一番最初に影響を及ぼすのは、このカド部分です。この部分が一番強い影響を最初に受けます。なので、この部分を触ってみると、どうなっているかがよくわかります。

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この部分、アップで見てみますが、わかるかな。。。

やや白っぽい感じになっているのが。。。光沢が落ちると石ってどうしても白っぽくなる場合が多いです。この石も光沢が落ちている部分があって、白っぽくなっております。

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この部分赤い線で囲ってみました。白っぽいのがよくわかると思います。実際に触ってみると一目瞭然。素人の人でも、明白にわかります。ザラっとしているので。光沢が残っている部分はツルツルしていますからね。非常に明白にわかります。

 

明らかに石の選択を間違えてしまっています。

決して中国とか外国の石がすべてダメ、というわけではないです。
外国の石でもいい石はたくさんあります。要は「墓地に合った石の選択ができるかどうか」という部分です。石のことをよく知らないとそこを間違います。

その墓地が海に近いのか、山の中なのか、雪深い土地なのか、乾燥しがちな場所なのか、地盤が柔らかい墓地なのか、水が溜まって抜けにくい土地なのか、そういうことがすごく大事ですし、知らずにお墓を建てることは、後で後悔をすることがあります。

その墓地に合ったお墓の石の選択ができるのか、できたとしてもそれをお客様に自信をもってお勧めできるのか?

分かっていても、お客様のご予算等を忖度して、ついつい安いけどあまりいい石ではないものをお勧めしていないか?それでは意味がないと考えます。

お墓の見積とは、かなり幅があって、作成者の考えによってかなり異なったご提案をすることになります。

建てたときは

ojisan1_laugh
「思ったよりずいぶん安くなった♡ありがとう」
と感想をいただいても、5年後、10年後に
ojisan2_think
「こんなことなら、高くてもあの石にすればよかった」

という後悔されるようなお墓だけは建てたくないな、と考えます。

 
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。