蓮華彫刻する意味、あります。
おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店のカズ(stoneman-ohkita)です。
12月になりました。もうすぐ冬至ですね。
朝が暗いはずです。
6時頃って真っ暗ですもんね。
ところで、
蓮華台ってあります。
(画像、ちっちゃ!!(^_^;)
こういう蓮華の花、をかたちどった台なんですが、
但馬地方では昔から使いません。
いや、使わない場合が多いんです。
その代わり、台の正面に彫刻するわけです。
(この部分は以前、ブログで書いた気がするな。。。どこかに。。。)
で、私も彫刻しております。
形はこれ。
以前は石材店それぞれ、微妙に違う形で、それで個性がありました。
でも、最近、彫刻してないお墓が多い気がします。
これは、仏教的に意味のあるものです。
亡くなった人が、浄土に往生できるよう、また
往生した証として、彫刻するんですね。
当然私もそういう意味で彫刻をさせて頂いているわけですが、
さらに、
おおきた石材店が施工しましたよ、という
意志表示でもあるわけです。
なので、神戸型など、物理的に彫刻できない形のお墓や、
デザイン墓のように、彫刻しない方がいい、というお墓の場合を除き、
基本的に彫刻しています。
なので、今回も
上台に蓮華の彫刻をさせていただきました。
どうせ彫るなら、かっこよく彫りたいですよね。
完成したお墓を見て、
「これ、いいですね。」って言ってもらえる彫刻をしたいですよね。
なので、
こういう形になりました。
昔は違ったんですが、微妙に。。。
私としては、父が彫刻していた蓮華を
改良して、今の形にした、と考えているんですが、
今、比較するとずいぶん違うような気もするな。。。
とりあえず、蓮華彫刻も完成です。