Q072~両家墓で気を付けること②
まず両家墓をするために絶対やらなくてはならない必要条件
これがクリア出来たら、次は、両家墓を建て方の検討です。
① どこに建てるか?
ふたつ、あるいはそれ以上のお墓を現在、お持ちだと思います。
そのいずれかに両家墓を建てるのか、
あるいはそのいずれかではなく、全く新しい墓地にお墓を建てるのか、
をよく検討し、決めましょう。
お墓の場所を検討するとき、大事なのは、
〇・・・すぐにお参りできるか(家から近いかどうか)
〇・・・交通の便がいいか、悪いか(交通機関を利用していけるか、車でないといけないのか)
が、まず大事。
それから、
〇・・・管理が行き届いているかどうか
〇・・・永代使用料、管理料が高いか、安いか(割高か、妥当な値段か)
〇・・・管理者が市町村なのか、寺院なのか、民間なのか(破産、倒産などで墓地がなくなる可能性は?)
などを考慮して、決めましょう。
② どうやって建てるか?
どちらかにすでにお墓があるという場合ですが、
そのお墓を利用して(お墓の引っ越し)お墓を作るのか?
全く新しいお墓を建てるのか?
ここでも問題になるのが費用の問題。
費用はさほど問題にならない、という方は別ですが、
通常掛かる費用は気になるもの。
今ある石を利用して、両家墓を作ればいいんじゃないの?
という声が聞こえてきそうですが、
そうすると石代は確かにいらないので、安くなりそうですが、
実は逆に高くなることもあるんです。
石は中国産、加工は中国加工というオール中国製のお墓。
文字彫刻と施工(建てる工程)のみ、施工店(日本の工場)でやった場合と
今あるお墓を壊さないように仮に撤去し、持って帰って
新しい墓地に合うサイズに作り直し、
新しい墓地に持って行って建てる場合。
新しい中国製のお墓を建てた方が安い費用でできる、
という場合もけっこうあるんです。
その点は施工してくださる石材店さんと相談しましょう。
「父が作った思い出のお墓なんです」、という場合、
少々高価でも使いたいという理由にもなるでしょうしね。
実際、今建っているお墓の大きさ、
新しいお墓の広さ、
今建っているお墓のデザインなど総合的に検討してみないと
分からない場合もあります。
その点も石材店さんと良くご相談することをお勧めします。
それが決まったら、もうひと頑張りしないといけないことが。。。
それがこちら。