木下家のお墓つくり②~地盤がよろしくない


おはようございます。
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店の大北です。
昨日は非常に暖かい気温で、20度越えでした。
暑い、って感じ、今年初めてじゃない??

 

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暑くても、マスク必携です。

 

ところで、この木下家の墓地の区画ですが、
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一見、普通の墓地、砕石とかも入っていそうだし、通路はコンクリートだし、いいんでないの、と思いますが、そんなに簡単ではありません。

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お墓が乗る部分の土を取り除いてみると、なんだか柔らかい部分が出てきました。

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地面を踏み固めようと機械で叩いても、ぶかぶかして全く硬くならないのです。

 

この墓地なんですが、実は以前は畑だったらしく、斜面に擁壁(コンクリートの壁)を建てて埋め立てした場所です。どうも地面があまりしっかりとしていないようです。(豊岡という土地はもともと沼地だったという伝説で、地面がしっかりしている土地自体が少ないのですが。。。) で、いつもするのですが、地面に鉄筋を差し込むとある程度はすんなり入っていきます。

あまり良くないですね。。

で、正式には、杭を支持層(地面の底のホントの固いところ)まで打ち込んだり、とかするはずなんですが、果たしてそこまでするべきか。。。

予算のこともある。

思案していると、一つ発見しました。(^O^)

 

後ろのお墓。建墓後10年くらい経過しているのですが、すいませんと謝ってから、水平を測らせていただきました。な、なんと、全く狂っておりません。水平のまま。これはどうしてかな。。。と考えていて、おそらく周囲のブロックで作ってある区画が支えているのではないかと思いました。

正面は擁壁。中の間仕切りはブロック製。これを頼りに基礎を施工することにしました。

 

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それでもこの土は何とかしないといけません。というわけで、柔らかい部分を全て取り除きました。

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思ったより少なく、55㎝まで掘り進みました。

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これと、

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これだけです。

こんな小さな墓地からどれだけ出てくるんだ!!ってくらい出てきましたね。まあ想定の3倍ですが。。。

 

そこに、砕石を埋め戻します。「置き換え工法」といって、柔らかいものを取り除いて、硬くて固まるものを入れ戻すという手法です。

 

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(※ 写真の機械は地面を硬く踏み固める機械です。あまり見かけないかもしれませんが、工事現場では普通にある機械です)

少し入れて、転圧して踏み固めて、
少し入れて、転圧して踏み固めて、
少し入れて、転圧して踏み固めて、

を繰り返して、地盤を作っていきます。こうするとある程度しっかりとした地盤になります。

 

うん、うん、いい感じになってきたぞ。

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お墓が建つ地盤が出来ました。
予定外のことが沢山ありましたが、予定外のことが起きるのが現場の作業です。次はコンクリート工事ですよ。

 

>>>次の記事は。。。3、木下家のお墓つくり③~お墓で大事なことは?  http://ohkita-sekizai.com/?p=24628

 
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。