残された人にとってのお墓の意味(続き)
おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店、大北和彦です。
昨日は、私の不注意で、両足負傷してしまいました。
右足は弁慶の泣き所をズルっと、一皮めくってしまいました。
左足はひざ上を。。。
まあ、仕事はできそうなので、有難いです。
しばらくは慎重に歩きたいと思います。
それが原因で、昨日更新できなかった、記事。
「残された人にとってのお墓の意味」の続きを。
細かく見ていくと7つくらいありそうです。
(ほとんど同じじゃないか、という突込みはご勘弁を。。。)
① 遺骨の保管場所
これは、第一義で、誰でもよく知っている価値ですね。
このよくわかることがお墓をこれほど大きく普及させた最大の事でしょうね。
② 亡くなった人の魂がある(戻ってくる)場所
これも、割とよく知られた価値です。
お盆のお墓参りする人の多くはこれを考えているでしょうね。
自分の親、祖父母、ご先祖様が年に一回、ここへ帰ってくると
信じているので、お墓を大切にしたいと思うのだろうし、
粗末に扱うことを嫌う、なので、何とか
無縁墓にだけはしたくない、と思うのではないでしょうか。
③ 個人をお参りするための場所
仏壇もありますが、仏壇は仏教の仏様の一緒にいらっしゃるし、
どちらかというと、お釈迦様(それ以外のご本尊)がメインである気がします。
お墓はどちらかというと、自分には身近な家族、身内のイメージが強い気がします。
④ 自分の一族の象徴、シンボル
嫁に行った、分家として独立した、などで家を出て行った人も、
実家に帰るとまずお墓参りってこと、多くないですか。
自分のアイデンティティ(存在証明)の元がお墓ということも
言えるんじゃないでしょうか。
そこに眠っている人が自分を生み、育ててくれた人ですから。
⑤ 心の安らぐ場所
②、④を踏まえてなんですが、自分の故郷に帰ってきた、
自分の大好きだった人の元に帰ってきたという回帰の気持ちが
芽生える場所でもあるのでしょうか。
お墓に参って、心が安らぐ、と感じる人は多いと思います。
なので、汚れていたり、じめじめしているお墓は嫌われます。
そういう場所では、心が安らぐことはないでしょうから。
⑥ 故人との会話を楽しむ場所
さらに⑤を踏まえて、関連してなんですが、
大好きだった個人の記憶が蘇りやすいのでしょうか。
お墓では、自分の親、兄弟、祖父母と会話を楽しむ人が多いと
思います。
他の場所ではできない、個人との会話を手軽に楽しめる場所。
それがお墓。
⑦ 非日常な場所
日々生活している場所とは、雰囲気も、情景も違う。
非日常な空間、場所です。
で、お墓以外のそういう非日常空間との違いは、
お墓では、
自分の内面、忘れた過去、潜在意識といった普段、気づきもしない
記憶にも蘇らないものを探し出せる場所、
記憶、思い出と一緒になって、よりたやすく探し出せる場所では
ないでしょうか?
これらは、最近の事ではなく、
昔、お墓というものができ始めた頃から、
おそらくお墓にあった価値ではないでしょうか?
でないと、日本人のほとんどが
お墓を作る、お墓を作りたいとは
思わなかったような気がします。
これほど奥深く日本人の心の中に入り込んでいた
「お墓」の意味、価値。
あなただけのお墓の価値、私に教えてくれませんか?
そんな話もしてみたいなと思います。
まだまだ募集中。
まちゼミ第2弾 「こんなお墓じまいはダメだ」
11月12日(土曜日)と11月13日(日曜日)
のそれぞれ午前の10時から11時30分くらいまで、
「お墓じまい」の間違えやすい事例、注意することなど。
それぞれ午前10時~11時30分まで
場 所 : 豊岡市野上340 野上会館(おおきた石材店の向いです)
材料費 : なし
持ち物 : なし
会場へのアクセスはこちら。
お墓じまいを考えている人に
注意すべき点、間違えやすい点をお教えします。
お問い合わせは
〇 電話 0796-22-3594
〇 メール info@ohkita-sekizai.com
にて、お願いします。
(電話は、携帯に転送されますので、電話に出られない時間もあります。
その場合、時間をおいて、もう一度お電話いただけるよう、よろしくお願いします。)