「石の日」にちなんで。
こんばんわ。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店のカズ(stoneman-ohkita)です。
お恥ずかしい話、自分の無知が恥ずかしいのですが、
今日、1月4日は「石(1、4)の日」なのです。
というわけで、
石始め、というわけで正月三が日に出会った石について。
元旦は最近、記憶にないほどの晴天。
お寺に年賀へ伺う前に、まずうちのお墓にお参り。
うちのお墓は、瀬戸内の「青木石」をメインに使っております。
ちなみに、
手前の背の高い灯ろうも父が製作したもの。
元旦に、ご先祖様にご挨拶。
雪がないと楽ですね。
そして、
神社で歳旦祭。
氏神様をお迎えします。
階段の段石は、花崗岩。
そして、鳥居もこの辺ではけっこう少数派の
花崗岩。
おそらく、地元の石だと思います。
但馬、特に、豊岡近辺は鳥居は、竹野石という
堆積岩が多く使われているんですが、
風化が早いのです。
地元の「金刀比羅神社」はすべての鳥居が花崗岩です。
笠石が全体的に両側に反りあがっている明神型の鳥居です。
これだけ、笠木、島木両方、全体的に曲線になっているのは、
他ではあまり見られないのではないですかね。。。
ちなみに、島木の木鼻が斜めになっているのが、明神型、
島木の木鼻が地面に対して、垂直になっているのが、八幡型というらしいですね。
赤丸の部分、斜めなのが、明神型。垂直なのが、八幡型。
他にもいくつかポイントがあるらしいですが、
一番大きな見分けるポイント。
鳥居自体の背も低めですね。
本殿にて、歳旦祭。
金毘羅さんらしく、たくさんの階段の上に鎮座されております。
その後、今まで近かったのですが、
行ったことない、「但馬大仏」に初もうで。
立派な、寺標です。。。
仁王さんは、ちょっと色が即物的かな。
山門をくぐると、立派な五重塔。
見上げると、圧倒される大きさです。
青空に映えます。
そして、大仏殿へ。
香が充満していて、写りがぼんやりしてます。
左から、阿弥陀如来、釈迦如来、薬師如来。
三如来のオールスター勢ぞろい。
まあ、三如来とか、全体のサイズから見て、手のひらが大きいとか
突っ込みどころはいくつかあるんですが、
そういうことは脇に置いておいて、
ホントに立派な大仏殿です。
すごいです。
但馬に誇れる大仏様ですね。
翌日は快晴の京都へ。
嫁の地元なので、毎年行っておりますが、
息子の高校受験でお世話になった北野天満宮に
お礼参りへ。
京都のシンボル、京都タワー。
青空に映えますね。(^O^)
一年ぶりの北野天満宮。
お礼参りで、おみくじひくと
「大吉」わーい。
道真公さま、お世話になりました。
私も御世話になったので、親子二代ですね。
寒梅がそろそろ咲くころですね。
最後は、いつもの伏見稲荷。
立派な鳥居です。
この笠木のみ黒で、それ以外が丹(に)塗りの鳥居を
京形明神とも言うそうです。
伏見稲荷大社。
毎年お参りしております。
毎年ですが、たくさん初詣してますね。
元旦に写真はありませんが、
「女代(めしろ)神社」にも初詣しておりますので、
合計、五社、お参りしたことになります。
お世話になりました。
「石の日」はあまり関係なく、
むしろ、
「初詣の神社の鳥居を考える」
のような記事になってしまいました。
今年一年、よろしくお願いします。