おはかYouTuberと行く備中青みかげの旅
こんにちは。
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店、大北和彦です。
岡山の石を堪能するために、早朝4時に出発、一路岡山倉敷の孔雀株式会社へ。
4時間弱の道のりですが、孔雀株式会社の展示会会場へ。展示会には午後から参加するとして、まずはこの方と合流。
サイズの合わない制服を着せられて不満げな
「おはかYouTuber中野良一」さんと「淡雪五輪塔」。淡雪とは初対面です。
一路、矢掛町の「小野石材工業株式会社」へ向かいます。
このような「碧い石」が日本でも採掘されています。「備中青みかげ」「矢掛青」などの名前で知られている銘石です。
小野石材工業様の事務所はまさしく、この「青みかげの世界」です。
お墓ディレクター委員会の委員長でもある小野純子さんと愛犬「武蔵」が迎えてくれました。
青みかげ石の製品であふれている事務所。青みかげへの「愛」に溢れています。
事務所から道を隔てた真向かいにある「矢掛高校」の校内にある「備中青みかげ」の記念碑「至誠力行」の碑。
この矢掛の町全てが「備中青みかげ」の展示場であるかのように、至る所にこの石で作ったものがあります。
そして、近くの採石場へ。小野石材工業さんが自社で採掘、加工、販売までされています。興味深く見入るYouTuber中野さん。
沢山のお宝がありそうでした。
今少しだけブームな自然石風墓石(私の中で、かも。。。)を建てる場合、まず第一条件として、丁場(採掘場)に足を運んで、石を自分の目で選ぶ、という事をしないといけないのですが、外国の石ってそれが非常に難しい。
敢えてそこにインドの石で挑んでいるのが「南印度洋行」さんなんですが、(服部さん、素敵(^O^))
やはり、そこは日本の石で、というのが一番自然な流れなのです。ですが、白系の石が多い日本の墓石材。白系の石って、難易度がワンランク上がるんですよね。色が濃い目の石となるとかなり限られてくる。日本で今一番このジャンルで成功しているのが、宮城県の大倉山スタジオさんが展開している「伊達冠石」という石。
西日本となると、ほぼないのかな、と思っていたんですが、この「備中青みかげ」という石はそれに匹敵するポテンシャルを持っているのかな、って感じました。
自然石の味わいを含んだお墓を建てたい、世界で一つだけの一点ものお墓を建てたい、と思われる方はこの「備中青みかげ」選択肢の一つだと思います。時間をかけて、手間暇かけて、これだ!! という石を見つけて、あなただけのお墓を建ててみませんか?この独特のグリーン? 緑? 碧? の石は日本唯一の石かもしれません。採掘している山でも、少し外れると、色違いの白い石になってしまう、それほど奇跡の石です。
ちなみに加工工場で、お宝を発見。
工場の片隅に置かれていた物置台として最強の石。色も申し分ないです。少しキズがあるけど、それも玉に瑕(きず)です。
小野石材工業株式会社
明日は、「孔雀株式会社」の展示会の模様を。
ちなみに、本日の16時まで、「孔雀展示会」を開催中。(2020年10月22日~24日まで)
特価にて展示販売されていますし、「備中青みかげ」のお墓も展示されていますよ。一見の価値あり。