板石貼り工事がコストパフォーマンスは高い
おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。
日曜日は休みだったんですが、「お墓じまい」してきました。
なかなか暑い一日でしたが、無事完了。
場所は豊岡市日高町という以前は神鍋石が採掘されていた場所で、墓じまいさせて頂いたお墓の隣も立派な神鍋石の位牌墓でした。
ところで、「草が生えないようにしてほしい」とご依頼されたとき、
手法はいくつかあるのですが、一番費用が高いのが、板石貼り作業です。
費用は一番高いのですが、
一番長持ちしますし、一番汚れに強い。
コケも生えませんし、
落ち葉が落ちてきても、簡単にそうじできます。
草の芽が生えてくるということもありません。
が、手間はかかります。
今、石貼りしているこのお墓も、草が生えないように、管理が簡単に、というのが第一理由。
ただ、この板石がしっかり固定できるように、まず下地を作る必要があります。
「下地なんて、しっかり転圧すればいいんだよ」とおっしゃる業者さんもいらっしゃるかもしれませんが、
10年、20年の耐久性を目指すなら、コンクリートの基礎が必要不可欠です。
その上に、基礎コンクリートと板石がしっかりとくっ付く必要があります。
なので、コンクリートの表面を掃除して、接着剤を塗ります。
万遍なく。。。
上の写真は実は塗ってすぐなので、まだ色が白いですが、それが乾燥して、白色がなくなるまで、乾燥させます。
板石はこんなサイズです。たてが300ミリ。横が600ミリ。
表面はバーナー加工といって、滑り止めのざらざらの加工を施してあります。
ときどき、「どうしてこんなにざらざらなの?」
と聞かれることがありますが、わざとです。敢えてザラザラ加工しております。石は非常に滑るので。
その裏面に同様の接着剤を塗りつけます。
それから、セメントと水を混ぜた「モルタル」というものをコンクリートの上に置いて、
高さ調整しながら、板石を据え付けます。
こんな感じですね。
ここまでは、規格サイズの板石をそのまま施工できるので、早いのですが、
ここからです。
こんなのや、
足で踏んでいる板石のように、微妙なサイズを全て、寸法を計ってカットして、据付しなくてはいけません。
これがなかなか大変で、ぴったりのサイズにカットするのは。
ときどき、割れてしまったり。。。そうなると、作り直ししたりして。。。
非常に時間が掛かります。
でも、
石なので、耐久性は高いです。
長持ちします。
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