おおきた石材店式「お墓の建て方」
おおきた石材店のホームページにおいでいただき、ありがとうございます。
ここでは、おおきた石材店でのお墓の建てる経緯を書いています。「お墓を建てようかと思っている」人「お墓じまいをしようかと思っている」人、いずれにしてもお墓のことでいろいろ思い悩んでいる人の参考になりたいという思いで書いております。
そのため、以下の1,2の二つの考えを大事にしております。
1 困っている人の力になりたい
そんな方に対して、ご相談に乗ったり、アドバイスしたり、場合によっては工事をさせていただいたり、お墓じまいをさせていただいてお骨だけを送らせていただいたり、また場合によってはお客様のところへ持参したり、と他の石材店ではやっていないサービスも行っています。
お墓のことでお困りの方の力になりたい、という思いが私の一番のモチベーションです。
私たちおおきた石材店の仕事とは、「困っている人の手助けをすること」が第一だと考えます。そしてその困りごとを解決できた時、その対価を頂くことで、おおきた石材店は成り立っています。
ですが、私も人間なので、困っている人の力になりたいという気持ちは強いですが、「他店と比較して1円でも安く工事をしてほしい」とか「相談だけして、依頼する業者は別にある」というような気持ちでご依頼される方のご依頼には、あまり積極的にお答えしたくないのです。そんな気持ちはご理解いただけると思います。
ですから、お仕事をお受けする前に、知っておいてほしいことがあります。
2 おおきた石材店に出来ること、出来ないこと
「おおきた石材店が得意とすること」「出来れば他店にご依頼していただきたいこと」などを書いています。まず最初に読んでみてください。
更に、以下の各項目に書いたようなことを大事にしてお墓を建てさせていただいております。
3 「お見積り作成期間」を頂きます
さて、いろいろとご相談に乗りながら、工事させていただくとなった場合、見積書を作成させていただきます。
ところで見積書ってどのくらいの期間で作成できるとお思いでしょうか?
2,3日? 一週間? それ以上は長い?
おおきた石材店は通常、半月程度の時間を頂いております。15日前後です。
金額のみ分かればよい、という方も稀にいらっしゃいますが、それではどんなお墓ができるのか、全くわかりません。そして、どんなお墓が一番いいのかもよく検討してみないと意外とわからないこともあります。
何度も現場に足を運んで、いろいろなことを確認して、金額の載った「見積書」だけではなく、その見積書がどうしてできたか、どういった内容かといったことを細かく記載した「見積説明書」というものを作成します。
4 詳細な「見積書」と「見積説明書」
工事の仕方、石の選定、構造の違いによって金額も変わってくるので、通常でも「見積書」は3種類。多い時には10種類を超えることもあります。そして、その説明書でもある「見積説明書」は通常でも10ページ以上、平均でも20ページくらい作成します。先日の工事の見積作成では見積書と一緒で55ページにもなりました。
それだけの内容でないと、お墓工事の全貌をお客様にお伝えすることは出来ないのです。
「私はお墓のプロだから、私にすべて任せておけ」では、本当に満足いくお墓など決してできません。いかに私の頭の中をそのままお客様にお伝えできるか、常にそのことを考え、そのためにはこの程度の説明では足りないくらいなのです。
見積のうち、どれか一つ、あるいはどれか一つを更にお客様のご要望を含んだ次の見積を作成し、ご契約となります。契約時は簡単ではありますが、契約書を交わさせていただいております。そしてその後、工事に着手します。
5 お墓工事は何よりも構造にこだわります
6 「入刻式」(ときどき)実施サービス
墓石の加工のうち、文字加工は必ず私がしています。そして自社加工であるからこそできるサービスがあります。
もちろん、入刻式の後は、しっかりと私が彫刻をし直しますので、ご安心を。ただ、出来上がるのを待っているだけのお墓から、自分もお墓つくりに参加したという経験がお墓をより身近で大切なモノに感じていただけたら、と思っています。
7 お墓に文字を彫刻する、ということ
文字彫刻に際し、おおきた石材店では「書いた文字」にこだわっています。
必ず毎回、書家の先生に書いていただいています。その理由は、お墓の石に文字を刻むことは極めて大事なことだと思うからです。
ただの石である存在に、その家の文字を刻むことで「お墓」となると思います。また、それでその家固有の存在になると思います。その際、コンピュータの作成した文字ではなく書家の先生が実際に書いた文字が大切だと思うからです。
8 お墓の石の組み立ては簡単ではない
お墓の石を組み立てるのは以前はただ乗せるだけ、でした。
ですが、それではもうだめなことは明白です。接着剤だけでは劣化することも考えられるので、ステンレス製の耐震ボルトを入れて、石同士を固定する、ということが大事になってきます。