田中家お墓物語⑤~庵治職人の技
おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店のカズ(stoneman-ohkita)です。
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お盆休みも終わりつつありますが、私は23日、24日と東京へ参ります。
いろいろ勉強を兼ねて、研さんのために。
というわけで(どういうわけで。。。(^_^;)
話は戻りますが、田中さんのお墓は中国からやってきて、とりあえず庵治へ向かいました。
庵治とは、香川県の中のとある場所なんですが、石が採掘されております。
庵治石と言います。
高級な墓石となります。
そこには、お墓を作るためのいろいろなものが揃っているわけです。
そこで、昔、ノミとツチで彫刻されていて、現在では、ほぼできる人がいなくなった
「手彫」の文字彫刻を昔の方法ではなく、ちょっとだけ現代風にアレンジして、
やられている職人さんがいらっしゃいます。
庵治美工の有友慎吾さんです。
文字彫刻の会社、庵治美工を経営されています。
ちなみにこのお二人のツーショットって、かつてはよく見ましたが、
最近はどうなんでしょうか。。。
いわゆる「伝説の職人」コンビですね。
こちらが、ブラスト彫刻。
かなり上手ですが、ブラスト彫刻ですが、
こっちが手加工というか、ノミ加工の文字です。
文字の底が明らかに違いますね。
これは、素人の方でもはっきりと違いが分かると思います。
並べてみると、よりよくわかりますが、右がブラスト、左がノミ加工です。
このノミ加工ができる有友さんにお願いして、薬研彫加工をしてもらいました。
この時点では、まだ少し行くタイミングが早く、まだ薬研彫まで行きつかず、
その前段階の加工中でした。
でも、この確かな加工技術を見れて、確信しました。
大丈夫だと。
何しろ、
日本一の石材加工地一つ、庵治で長年、看板背負ってお仕事されてきたお二人ですからね。
任せた方が確かです。
楽しみです。