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    お墓じまいの流れ

    お墓じまいの流れをご紹介します。

    お墓じまい(お墓をなくすこと)は
    お墓の上の石の部分と
    お墓の下の基礎の部分に分かれます。

    そして、上の部分は比較的、見えているので
    作業しやすいですが、
    下の部分、基礎の部分は
    一見してわからないので、見積を作成するとき、
    悩む部分です。

    DSC_0003

     

    上のお墓は俗に
    「9号2重台神戸型」と呼ばれる形です。
    関西では一番多い形といってもいいかもしれません。

    上に見えている石の部分は、どの程度かは
    ある程度わかります。

    ただ、地中に埋まっている部分は
    どうなっているのか、わからないのです。
    工事に取り掛かって初めて、わかるってのも
    あるんです。

    ましてや、基礎工事、基礎コンクリートって
    ホントに開けてみなくてはわかりません。
    開けてみて、ビックリ、ってことがけっこうあります。

    DSC_0006

    竿石と上台、花立石を取り除いた状態。
    あ、供物台もないですね。
    雨降りだったので、思うようにはかどらなかったようです。

    DSC_0017

     

    お墓本体はおおよそ運び出しました。
    残るは外柵の石、と思いきや、

    納骨口がコンクリート製で作ってあります。
    石材店さんがしっかり制作しておられるので、
    けっこう頑丈です。

     

    DSC_0019

    ハツリ作業してみましたが、なかなかすんなりと行きません。
    ので、今度はドリルで穴をあけて、割る作業をしてみました。

    割るとスムーズに解体作業が進みました。
    やり方によって全然違うものですね。

    DSC_0021
    コンクリートガラを取り外して、少し生えた根っこのつる草を処分して、

     

    DSC_0022

    コンクリートガラを処分して、

    DSC_0026

    完成しました。

    というか、「お墓じまい」作業、完了しました。
    なんだか、ちょっと寂しい気がする、「墓じまい」の季節です。

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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