納骨スタイルが違ってた「福井のお墓」
おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のアドバイザー@1級お墓ディレクターの
おおきた石材店です。
初雪が降った週末。
まだまだ寒いですが、今日は、セミナー受講のため
大阪へ行ってまいります。
日帰りですが、しっかり学んできたいと思います。
先日、お邪魔した福井の墓地ですが、
これをたくさん見ました。
いわゆる「ブタハナ」と呼ばれるそうなんですが、
(いや、その呼び名知らなかったし。。。塩田さんありがとう)
予想外にたくさん見かけました。
但馬地方では、古いお墓にはたくさん見かけますが、
いかにも「豚の鼻」に似てますね。
「ブタハナ」と呼ぶらしいのですが、但馬地方では、すごく古いお墓のみ
見かけます。
つまり、古いタイプの納骨ですね。
でも、福井ではそうではありません。
中台の後ろに、ブタハナが!!
非常に珍しいもの見かけたな!!ってビックリしたんですが、
(新しいお墓で、このような納骨スタイル、初めてでした。。。(^O^)
こっちのデザイン墓にも!!ありました。
なんと、この位置列の中に4基も!!
これは、想定外ですね。
完全に古くて時代遅れの納骨スタイルだと思っていた「ブタハナ」が
現役で活躍していたなんて。。。
ブタハナの欠点は
〇納骨口が狭いので、壺ごと納骨しにくいこと
〇納骨口の加工が難しく、きれいに収まるのが熟練の技術がいる
〇水が入りやすい(予想ですが。。。)
逆に良い点として、
〇正面に納骨口がないので、不要な部材、スペースが必要ない。
〇花立、水鉢を固定できる
〇後ろが狭ければ、側面から納骨も可能
などですね。
そうなんだ、ブタハナ現役だったんだ。
いいもの見せてもらいました。
ブタハナ納骨、素敵です。(^O^)