40年前に建てられたお墓を磨き直し
40年前に建てたお墓の石を磨き直してみました。
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◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。
☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会常任理事
☑ 顧客満足推進委員会委員長
おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。
昭和50年台後半に建てたお墓をテストとして、磨き直して見ました。
磨きなおす前の写真。
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黒ずんでいて、光沢もほとんどなくなっていますね。
石はその頃、よく見かけた「韓国産」の石です。今では使われていない石ですね。でも当時、建てたお墓にはまれにこれと同じ石を見かけます。中でもこのお墓はずいぶん黒ずみが酷いですね。磨き加工があまり丁寧にされていなかったのでは、と思われます。
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磨きなおした後の写真。全く違った石になりました。2つの写真をくっつけてみたら、よくわかります。
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上が合成した写真。右が磨く前、左が磨いた後の写真です。
全く違う石ですね。40年も経過すると、石と言えどもこれほど変わるんですね。色も深みが出て、濃い青が強調されます。
石の良いところは磨きなおすと建てた当時の光沢が蘇るところですね。石、特にみかげ石と呼ばれる「花崗岩」や「斑レイ岩、閃緑岩」と言った石は加工しなおせば、当時の新しい状態に蘇ります。
古いお墓の磨き直しも受けたまっております。工場に持って帰って磨き直しをするので、費用はある程度かかりますが、愛着のあるお墓の石をそのまま使って、新しいお墓にすることができます。