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    【決定版】お墓の雑草に挑む、あなたのために

    こんにちは。兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店の大北和彦です。

    「毎年、草を抜いているのに、翌年また生えてくる」お墓の草に悩んでいる方から、そういうお話を聞きます。なぜ毎年?? 同じ草が生えてくるのでしょうか?

    ◇ お墓ディレクター1級:お墓のプロの証、1級取得者は全国で2桁
    ◇ 墓地管理士:お墓、納骨堂、永代供養墓の法律の専門家
    (一社)日本石材産業協会正会員、兵庫県支部理事
    ◇ 石材加工技能士1級:石の加工の技能を表する国家資格
    ◇ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
    ◇ 「地震に強いお墓」施工店

    おおきた石材店

    昭和の初めより三代続く、兵庫県豊岡市の小さな石材店。震度7の地震でも倒れなかった「地震に強いお墓」と特許技術「雨漏りしないお墓、信頼棺」の正規代理店。百年後に残るお墓を作っています。

    実は、草の生き残り方って、2種類あるの、ご存じでしたか?

    目次

    一年草~毎年、繰り返し生まれ変わる

    大きく分けると、「一年草」と言って、毎年春に芽吹き、夏に花を咲かせて、秋に種を落として枯れるという一年サイクルで生え変わる草の種類がまずあります。

    一年草は根を抜いてしまえばその個体は死にます。問題は、すでに落ちた「種」です。一株の草が数百~数千の種を周囲にばらまくため、抜いても翌年また発芽します。風で飛んでくる種、鳥が運ぶ種、靴の裏についてくる種、墓地を無菌状態にするわけにはいかないので、種の侵入は防ぎようがありません。

    唯一できることと言えば、抜くことですが、まだ草が小さいうちに抜く、というのが効果的かもしれません。簡単に抜けますし、種で広まる前に対処することが出来ます。

    こういった一年草は毎年、草抜きをしていると、だんだん少なくなってくるという傾向があります。1年ほったらかしだとまた元の状態に戻ってしまいますが。。。毎年草抜きをしないといけない、ということになります。毎年していれば、だんだん、楽にはなりますが。

    大変なのは、多年草です。

    多年草~地下茎で広がる(宿根草とも)

    ササがお墓の中から茂っている状態

    お墓でとりわけ大変なのは、こちらです。例えば、スギナ、ドクダミ、ササ、チガヤ、ヨモギ、ハマスゲ、クズなど。これらすべては「地下茎」でつながっている多年草の草です。

    草抜きされる方はよくご存じだと思いますが、地下茎とは、地下で横に伸びる茎のことで、地上に見えている部分を抜いても、地下に残った茎から何度でも再生します。地下茎は深く、広く伸びるため、完全に除去することは、人力ではほぼ不可能です。

    また、地下茎の多年草に共通しているのですが、極めて繁殖力が強く、刈ってもすぐに再生してきます。地中深くに根を張るタイプの草から、比較的浅い地中に根を張るタイプのものもあり、いろいろです。

    共通しているのは、地上部分のみを刈っても効果がないということ。地下茎から栄養を供給されるので、地下茎を除去しないと、除草できません。ただ、その地下茎を抜くのがなかなか大変なのですが。。。

    地下茎を持つ多年草でよく見かけるビック3はこちら。

    スギナ~土筆の生まれ変わり

    スギナというのは、春、土筆(つくし)として、芽吹きます。春の風物詩ですが、それが一旦枯れて、その後、スギナが生え始めます。地下茎の多年草の中では、比較的、抜きやすい草ですが、とてもたくさん繁殖しますし、地上部のみ、抜いても効果がありません。地下茎ごと抜かなくては、またすぐに生えてきます。しかも、その地下茎をすべて抜き去らないと、再び繁殖し出すという、極めて厄介な草です。

    上の写真は、土筆とスギナが混在していますが、青い細い草がスギナです。

    スギナが大きくなったら、「杉」になる、と思っている人がいるかもしれませんが(私は大人になるまで、思っていました。)全く別の植物です。もしスギナが大きくなったら杉になるのなら、日本は杉の森に占領されているはずですよね。。。

    ドクダミ~白い花を咲かせる「十薬」が別名

    ドクダミ。名前は有名です。白い花を咲かせ、独特の臭いがあります。地下茎が縦横無尽と言ってもいいくらい茂って、引っこ抜こうとすると途中で切れてしまいます。切れた部分からそれぞれ再生するので、抜けば抜くほど増えるという厄介な性質でもあります。

    むかしから生薬の一つとされていて、重宝されていたようです。殺菌・解毒作用、肌のトラブル改善、デトックス(老廃物の排出)などの効能があるそうです。煎じて飲むというスタイルですが、独特の臭いが、という人が多く、「苦い薬ほどよく効く」の典型ではないかと。よく分かりませんが。。。

    湿気が多い場所、日陰を好み、木の多い墓地、北向きの墓地を好みます。

    ササ(笹)~地下茎が非常に強力、石も動かす

    但馬地方でもよく見かけるのが笹。地下茎が非常に強く深く伸びて、隣りの区画から伸びてくることもあります。放置すると、墓地の石を持ち上げたり、板石を傾かせたりということもあります。お墓には極めて厄介な存在でもあります。

    写真の様子はかなり酷い、完全放置のお墓ですね。ここまでひどい状態はあまり見かけませんが、掘っておくとこのような状態になります。繁殖力も極めて高いです。

    「抜く」以外の選択肢

    地下茎の持つ多年草はスギナ、ドクダミくらいまでは、頑張れば何とか地下茎を抜く、ということもできますが、ササになると、もう人力では無理ですね。ちなみに、最初にご紹介した、更に強力な地下茎を持つ、チガヤ、ヨモギ、ハマスゲ、クズといった草は、あまりお墓で見かけることは少ないですが、もしいたら、もう抜くことは逆効果ともなりかねません。

    そこでどうするか?

    考え方はシンプルです。草が育つための条件を断ち切ること。その条件とは、光・土・水です。

    コンクリートや石張りで墓地内を覆ってしまえば、スギナもドクダミも笹も、生える場所がなくなります。もちろん、目地のわずかな隙間から生えてくる可能性はゼロではありませんが、毎年の草取りの労力とは比べ物にならないほど楽になります。

    ただし、防草工事にも種類があり、墓地の環境(日当たり・湿気・落ち葉の量・隣接する植生)によって向き不向きがあります。「とりあえず安い方法で」と選んだ工法が数年で機能しなくなり、やり直しになるケースも少なくありません。

    どの工法が自分のお墓に合っているか、詳しくはこちらのページで解説しています。

    まずは「うちのお墓の草」を教えてください

    「どんな草が生えているか」「墓地の日当たりや湿気はどうか」——これによって、適切な防草工事の方法が変わります。

    おおきた石材店では、LINEでの写真相談を受け付けています。お墓の写真を数枚送っていただければ、現状を確認した上で、あなたのお墓に合った方法をお伝えします。しつこい営業は一切しません。

    まとめ

    • お墓の草は「一年草(種で広がる)」と「多年草・地下茎で広がる」の2種類に大別できる
    • スギナ・ドクダミ・ササは地下茎で広がるため、抜いても翌年また生える
    • 但馬・豊岡は高温多湿で草が育ちやすく、山に囲まれた立地から種・地下茎が侵入しやすい
    • 根本解決は「草が育つ条件を物理的に断つ」こと——防草工事の考え方
    • 防草工事は墓地の環境に合った工法選びが重要。安易な選択は後悔のもと
    • まずはLINEで写真を送るだけで、あなたのお墓に合った方法をアドバイスします
    大北和彦

    お墓ディレクターの視点

    スギナを毎年抜き続けているお客様に「地下茎がある限り抜いても無駄なんです」とお伝えすると、「そんなこと誰も教えてくれなかった」とよく言われます。草の正体を知らないまま何年も草取りを続けてきた方が、実はとても多い。草の種類と墓地の環境を見れば、どの防草工事が本当に効くかが見えてきます。まずは写真を送ってください。

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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