お墓掃除の事例① 定期的に落とせば、汚れは簡単に落ちます

お盆前のお墓掃除ウィークに突入したんですが、暑すぎて、とんでもない量の汗が出続けている

兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店、大北和彦です。

まあ、でも汗が出なくなると危険なので、出る間は大丈夫かな。。。

 

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お墓のアドバイザー大北和彦です

兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。

☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」取得者です
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」の北近畿唯一の代理店です
☑ (一社)日本石材産業協会常任理事をしております

おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。

お墓掃除、一件目。

 

ビフォー(作業前)

他店にて建てられたお墓ですが、メンテナンスを依頼されていて、お墓掃除は数年ぶりのお墓です。

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竹やぶの中にあるお墓なので、竹の葉が凄いですね。まずはこちらを掃きます。

 

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後ろに樹木が茂っているので、こちらも剪定(刈り込み)します。こちらは素人ですが。。。

 

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お墓全体に汚れが付着しております。それも水洗いします。

で、作業後。

 

アフター(作業後)

 

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落ち葉はほぼ掃いて持ち出しました。

 

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お墓全体を水洗い。写真ではあまり違いが判りませんが、ずいぶん汚れを落としました。
お墓の下の部分は、化粧砂利がモルタルの洗い出し施工してあり、ずいぶん完成時(約10年くらい前だったかな)はすごく美しかったんですが、そのモルタルが痩せて、化粧砂利が剥がれつつあります。しかも湿気が多くて、表面が苔で覆われていて、ずいぶん汚くなっています。
こちらは「お墓掃除」のレベルでは手の出しようがないので、そのままです。

 

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お墓の後ろの樹木の伐採、剪定。ずいぶんさっぱりしました。(切りすぎた?? いやこれくらいでいいかと)

 

今回のお墓掃除の特徴

 

① お墓の地面(墓地)に「玉石の洗い出し」は向きません

洗い出しは施工時(出来上がった直後)はとても美しくて、見ごたえあるんですが、苔が生えやすく、生えると厄介です。で、モルタルを使うと黒く汚れてきたなくなります。今回のお墓の場合、少々値段が張りますが、「石張加工」にすべきでしたね。

おそらく、「草が生えないように」との要望に石材店が応えて(と、ここまではいいのですが。。。)、ちょっと変わった「洗い出し」でどうだろうと思い、やってみたという感じかもしれません。あるは、施主様のご要望での洗い出しなのかもしれません。ですが、このような湿気の溜まりやすい、苔が生えやすいお墓は、すぐに汚くなります。お勧めは多少工事が高い費用が掛かりますが、石張加工をお勧めします。

 

② 磨いてない石は「汚れが付きやすく、汚れを落としにくい」

今回のお墓は、施工はけっこう古く、20年以上昔の施工です。ですから、下台(一番下の石)は磨いてありません。実は一番下の石はややピンク系のみかげ石なのですが、汚れて、黒くなっているので、全然わかりませんでした。

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代々墓本体。一番下の石は特に汚れが酷いですね。

 

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この部分です。実はこの部分は切削加工までで、磨き加工になっていません。

 

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上の部分はずいぶん光沢が落ちていて、切削加工に近くなっていますが、それでもまだ研磨加工なので、汚れが付きにくく、落としやすい状態ですが、一番下の芝台(下台)の部分は研磨加工をされていないので、「汚れが付きやすく、汚れを落としにくい」状態になっています。

 

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汚れを落としたら、とてもすっきり白くなりました。(写真ではわかりにくいですが、ピンク系の白みかげ石が見えてきました)

 

③ 定期的に掃除していたら、汚れは落ちやすい

先ほどの汚れが落ちにくい下台の汚れを落とした動画です。

一件、すごく酷い汚れで、通常なかなか落ちないので、洗剤を使用して汚れを落とします。でも、今回このように簡単に水洗いで落ちました。
その理由は。。。

ずばり、「数年前に一度きれいに汚れを落としている」からです。

一度汚れをきれいに落としているので、頑固な汚れがついていても、比較的簡単に落ちるのです。つまり、長い時間かけて付着した汚れは、なかなか落ちませんが、短時間に付着した汚れは簡単に落ちる、ということ。

ただ、短期間でこれほどの汚れが付着するのは、やはり磨き加工ではない、という理由でしょうね。

 

まとめ

 

お墓の汚れを落とすことは、時間を掛ければ、かなりの部分、落ちます。でも時間がかかります。でも、1年~5年くらいが目安ですが、一度完全に汚れを落としていたら、比較的簡単に汚れを落とすことができます。基本的に、大量の水を使うこと。水をしっかり石にかけておけば、あとは落とすだけ。時間を書ければ、かなりきれいに落ちます。でもどうしても落ちない場合は洗剤を使う。でも、石に悪い影響が出る石もあるので、洗剤の使い方は慎重に。汚れが落ちた後は、必ず大量の水をかけて、洗剤を落とすことが必須です。



雨漏りしないお墓~「信頼棺」®
大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「おおきた石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター試験」第1回(2級)試験に合格、その翌年から開催された「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、お墓についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。