お墓の加工~①
お墓の加工をします。
今回は平面ではなく、曲面をハンドポリッシャーで磨く、
という作業をします。
使う道具の説明から。
まずは、成型する道具。
基本的に、ディスクグラインダーという道具ですが、
右下の道具だけ、石材グラインダーという別の道具です。
見かけはほとんど一緒ですが、
回転数が低いです。
通常のグラインダーより。
そして、これが石をカットする、道具。
俗に”薄刃”(うすば)、と呼んでいますが、
ドライカッターです。
これはこのサイズのグラインダーには取り付けてはいけないサイズですが、使ってます。
慣れてないと、手が刃に当たって怪我しますが、
このサイズでないと、切れないものがあるので。
これは、サーフェイサーという研摩盤です。
がたがたの面を平らに直す時つかいます。
こちらは、磨き(光沢を出す)工程の時に使う、
研摩材です。
ツインカーとよびます。
メタル50番 → メタル200番 → レジン100番
→ レジン200番 → レジン500番 → 1000番
→ 3000番 → バフ と8工程します。
主に、下地つくり工程、平面を研摩する時などに使います。
こちらは、セラミカという三和研磨工業㈱さんの道具です。
湿式といって、水を掛けながら研摩していきます。
光択の具合が確認できない欠点がありますが、
素晴らしい光沢が出ます。
写真には7枚しかありませんが、
8工程あります。
青 → 黄 → 橙 → 赤
→ 緑 → 黄緑 → 茶色
→ 黒(白)
写真に写ってない黒が光沢を出す工程です。
そして、こちらが、
乾式、つまり、水を使わず光沢を出す道具です。
水を使わないので、石の状態が見た目で分かるのですが、
光沢自体はややぼんやりした光沢しか出ません。
こちらは7工程です。
これだけを使って、石を成型(形を整えて)、
更に、光沢を出します。