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    【プロが教える】こんな日はお墓工事はダメ!

    昨日はお墓を建てる方目線で、お墓を建てるのに、ダメなタイミングをお伝えしました。

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    では、石材店目線ではどうなるのか?

    ◇ お墓ディレクター1級:お墓のプロの証、1級取得者は全国で2桁
    ◇ 墓地管理士:お墓、納骨堂、永代供養墓の法律の専門家
    (一社)日本石材産業協会正会員、兵庫県支部理事
    ◇ 石材加工技能士1級:石の加工の技能を表する国家資格
    ◇ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
    ◇ 「地震に強いお墓」施工店

    おおきた石材店

    昭和の初めより三代続く、兵庫県豊岡市の小さな石材店。震度7の地震でも倒れなかった「地震に強いお墓」と特許技術「雨漏りしないお墓、信頼棺」の正規代理店。百年後に残るお墓を作っています。

    石材店目線でお伝えすると、お墓を建ててはダメなタイミングは、

    目次

    ① 【避けた方がいい】1月~3月

    どうして1月から3月はお墓を建てない方がいいのか?

    もうご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、

    「中国で日本のお墓の8割以上を作っているから」

    です。

    1月末から2月にかけて、旧暦の正月で中国では、人々は故郷に帰ります。
    日本でも神戸の南京町、横浜の中華街などの「春節祭」が行われますね。

    少し前までは、その時期に田舎に帰って、その機会に職替えして石材加工店を辞めたり、もっと待遇のいい工場に移ったりがよくあるそうなのです。(田舎での情報交換が行われていそうですね。。。(^_^;)

    最近の中国は不景気がひどく、新しい就職口も少ないので、職替えは少ないと思いますが、とにかく、旧正月は、長期休暇をとる中国人が多く、工場も長めの休みとなります。

    帰ってこない職人もいて、新しく素人の職人を雇って、ゼロから指導。。。。。
    どうしても工場の技量が大きく落ちる時期なのです。1月から3月頃が。

    1月から3月はお墓を建てたらダメなの?

    では、この1月から3月の時期はお墓を建てたらダメなのか。そんなことはありません。

    中国ではなく、日本の工場で作ってもらったら、時期は関係なく、素晴らしいお墓ができます。ただ、条件があります。

    ①・・・国産の石に限られます。
    ②・・・加工賃が中国より高くなります。
    (その差はずいぶん縮まったといわれています)
    ③・・・どうしても国内加工に集中しますので、すべてのお墓を作れるわけではない、わけです。
    生産能力を超えて、その時期までにできない、ということも考えられます。

    それらの条件をクリアできれば、可能です。

    どうしても、2月の納骨までにお墓を建ててほしい
    工事期間を考えたら前年の11月中に契約する、というのが、正しい判断だと思います。

    では、1~3月を除けばいつでもいいのか、といえば。。。雨が多い季節も行けません。

    ② 【避けた方がいい】梅雨の時期

    雨が多い6月後半から7月前半も避けた方がいいです。

    雨は、いろいろな弊害が出てきます。

    まず、現代のお墓を建てるのに必須と言えるのは、「接着剤」の使用です。これが曲者で、(^_^;)水分とほこり(汚れ)があると、施工不良になってしまうんです。

    正しい接着施工に必要なのは、「接着面の両面の乾燥(水分が少ないこと)と汚れていないこと(ほこりもきれいに取り去ってあること)

    つまり雨は大敵なんです。雨で石が濡れてしまうと途端に施工不良で十分な接着力がなくなってしまいます。

    もうひとつ。

    基礎工事に使うのはコンクリート。こちらも施工後の水分補給はオッケーなんですが、施工前の水分補給は強度の低下を招きます。雨の中のコンクリート施工は明らかに強度低下を招きます。養生することである程度の対処はできますが、施工途中に突然の雷雨、となると、本当の意味で「最悪」の状態となります。

    つまり、お墓工事中の降雨はいいことは一つもない、ということです。雨の季節はお墓の工事は避けたいところですね。

    もちろん、接着施工の際、雨に直接濡れなければ、問題ありません。コンクリート施工時も直接雨がコンクリートに流入しなければ、問題ありません。つまり十分な養生の上での施工は問題ない、わけです。

    お墓ディレクターの視点

    梅雨の時期、雨の日のお墓工事が全部だめ、というわけではありません。ただ、対策、つまり雨が降ったら、テントを張ったり雨の水が進入しないよう、石が濡れないように対策する必要があります。これが意外と大変で、お墓を建てる際のカニクレーン作業はテントがあるとまず難しいです。
    コンクリートの工事の場合も直接雨が当たらないようにテントを張ったり、ミキサーから墓地まで距離があれば、その部分も対策したりと、余計な作業がかなり必要で、そのため石材店は雨の日の作業を嫌います。

    では、逆に雨の少ない夏の時期の施工はどうでしょうか?

    雨がだめなら、夏は大丈夫だろう。。。(^_^;)

    そう思いますよね。でも、夏だからベストだとは限りません。

    一番暑い時期もお墓工事には不向き

    暑すぎる夏も問題があります。
    「雨」の心配はあまり心配しなくてもいいでしょう。
    でも、暑すぎる気候が災いすることは、お墓を建てる場面ではけっこうあります。

    まず、

    「コンクリート施工時」

    通常、コンクリートは徐々に固まって、最終的には一ヵ月程度で事前に決めた強度になります。ですが、気温が高すぎる場合、コンクリート施工面に直接日光に当たる場合は急速に乾燥して強度が足りなくなったり、乾燥が早すぎて割れてしまったりするんです。

    それから、

    「ボンド接着工事」の場合

    こちらも乾燥が通常時より早くなります。気温が低い場合、通常1~2日程度で固まる場合が多いのですが、気温が高い場合、それが数時間で固まってきます。

    施工に手間取ってしまうと、接着剤が固まってしまって施工し直しということもあります。手早く施工するということが大事になってきます。

    また、近年、酷暑と言われるように、あまりにも気温が高くなると、石に直接日光に当たって石の表面温度が上がってくると、石を触ることすら難しくなり、お墓の工事自体が困難となります。

    う~ん、
    夏も難しいなら、寒い時期はどうですか??

    寒い季節も要注意

    非常に気温が低い12月から2月も注意が必要です。

    雨が降るのはまずいですが、乾燥して、しかも寒い時期ならお墓を建てるには最高??
    12月から2月は関東や関西でも南の方は乾燥していますよね。雨が少ない。その地方はいいのかもしれません。

    でも但馬、豊岡は雨ではないですが、雪が降ります。この時期。
    決して乾燥していないんですが、仮に乾燥しているとして、お墓を建てる時期としては、どうですか?

    乾燥しているのはいいのですが、寒いのは、やはり多少注意が必要です。

    コンクリートは固まるとき、水分が抜けていくんですが、その時、水分が凍結すると、施工不良となります。なので、コンクリート施工後、固まり強度が出るまでに

    気温が氷点下になる可能性があるときは、しっかりとした養生が必要です。

    これは、コンクリートだけではなく、石を施工するとき使う、モルタル(砂とセメント、水を混ぜたもの)も固まるときは同様に養生が必要です。

    さらに、接着剤施工の場合も暑い場合と逆に、硬化するまでに時間がかかるんです。その間に動いたり、ずれたりして施工不良にある可能性もあります。またその硬化までの時間の間、水分が含まれると施工不良の原因になります。

    さて、

    「じゃあ、いつ建てればいいの!!」
    「お墓建てる時、無いじゃないの!!」

    とおっしゃるかもしれません。

    ズバリ、お答えします。

    お墓を建てるのに最適な季節は


    最適な季節はこちらです。

    春の梅が咲きだす季節から梅雨の長雨が始まる季節まで。

    それと、

    秋のお彼岸過ぎから冬の寒くなる季節まで。

    この二つの時期がお墓を建てるにもっともふさわしい最もベストな季節です。

    つまり、人間も一番穏やかでいい季節と感じる季節です。

    もちろん、仏事的日程や施主様の意向が最優先ですが、それがある程度選択余地があるなら、この二つの時期を目安にお墓つくりを検討いただけたら、きっといいお墓が建つのではないか、と思います。

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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