Q147~お墓を建てる時期④~梅雨の時期は?
② 雨が多い6月後半から7月前半も避けた方がいいです。
雨は、いろいろな弊害が出てきます。
まず、現代のお墓を建てるのに必須と言えるのは、
「接着剤」の使用です。
これが曲者で、(^_^;)
水分とほこり(汚れ)によって、施工不良になってしまうんです。
正しい接着施工に必要なのは、
「接着面の両面の乾燥(水分が少ないこと)と汚れていないこと(ほこりもきれいに取り去ってあること)」
つまり雨は大敵なんです。
雨で石が濡れてしまうと途端に施工不良で
十分な接着力がなくなってしまいます。
もうひとつ。
基礎工事に使うのはコンクリート。
こちらも施工後の水分補給はオッケーなんですが、
施工前の水分補給は強度の低下を招きます。
雨の中のコンクリート施工は明らかに強度低下を招きます。
養生することである程度の対処はできますが、
施工途中に突然の雷雨、となると、本当の意味で「最悪」の状態となります。
つまり、お墓工事中の降雨はいいことは一つもない、ということです。
雨の季節はお墓の工事は避けたいところですね。
もちろん、接着施工の際、雨に直接濡れなければ、問題ありません。
コンクリート施工時も直接雨がコンクリートに流入しなければ、問題ありません。
つまり十分な養生の上での施工は問題ない、わけです。
では、
逆に雨の少ない夏の時期の施工はどうでしょうか?
〇 お墓を建てない方がいいのは①(1~3月頃)
〇 お墓を建てない方がいいのは②(梅雨時,雨降りの日)(←この記事です)
〇 お墓を建てない方がいいのは③(酷暑の時期)
〇 お墓を建てない方がいいのは④(寒い時期)
〇 一番お墓を建てるのにいい時期は
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