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    なくした人とつながる生き方

    大切にしていたものをなくしたこと、ないですか。

    あれは、どこへ行ったんだろう。。。

    どこでなくしてしまったんだろう。。。

    そういう経験ないですか?

    最近、葬送業界だけではなく、
    徐々に一般的にも知られつつある言葉

    【グリーフ】

    この言葉の意味は、
    「悲嘆、深い悲しみ」と訳されますが、
    それだけではなくて、
    もっと広い意味を持ちます。

    誰かと死別した時、だけではなく、
    パートナーと離婚した時、
    引越しした時、
    ペットが死んだとき、
    大切なものをなくしたときなどにも
    感じる、人が感じる感情全てをグリーフというらしいです。

    なに、じゃあ
    断捨離して、本とか古い書類とか、雑誌とかを
    捨てたときに感じる感情も、グリーフ??(^_^;)

    それはどうか、分かりませんが、
    とにかく、
    グリーフとは、ほぼすべての人が感じる、
    感じている心の動きだということ。

    しかも、心理的な影響だけでなく、
    身体的な影響もあるとのこと。

    睡眠とか、食事とかの障害
    胃痛、腰痛、頭痛などもあるそうなのです。

    あと、社会的影響もあり、
    不登校、不登社(会社に行けない)
    孤独感、過活動(働きすぎ)
    など。

    そう言った「グリーフ」を感じている人を
    良く知り、よく理解し、よく聴き、
    ネットワークでサポートしていこうと活動されている
    一般社団法人「リヴオン」の代表理事の尾角光美(おかく てるみ)さんの
    お話を聞いてきました。

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    ずいぶん小さいですが、一番前で聞いている後頭部が私です。。。(^_^;)

    尾角さんは、とっても華奢な女性だったんですが、
    その見かけとは裏腹に、
    ゆるぎない存在感とすべてを受け入れてしまいそうな
    包容力を感じました。
    この若さでね。

    まあ、セミナー中はいろいろ感じて、いろいろ思って
    いろいろなことを考えましたが、
    今年一番貴重な1時間半でありました。

    私も、微力ではありますが、
    尾角さんの運動に賛同したいと思っています。
    本当に小さな事しかできませんが、
    出来ることをできる範囲で始めようと思います。
    そこからの第一歩を。

    お墓を建てる、ということも
    供養産業の一角ではあります。

    そして、私たちのお客様は
    誰か家族を亡くした人が大半だということは間違いなく、
    仕事の過程でなかなか気づかないのですが、
    多くの人が「グリーフ」を感じている可能性の高い
    人だということ。
    そのことを忘れないように、日々の
    お仕事をしていきたいと、
    改めて思います。

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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