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    Q226~お墓の付属品を教えて① 塔婆立

    おはようございます。
    今回からお墓の基本的なものの名前と役割をご紹介します。

    まずは、「塔婆立」(とうばたて)

    DSC_0363

    こういうものですね。
    これが基本的な形。

    まず最初に、これは塔婆(中に刺さっている、木)を建てるものです。
    なので、塔婆が必要なければ、塔婆立も必要ないですね。

    ①仏教以外は必要ないです。
    神道とかキリスト系宗教とか、新興宗教も基本的に必要ないです。
    仏教系でも伝統仏教以外はほとんど必要ないですね。
    ②浄土真宗も使いません。
    塔婆というものがありません。
    塔婆というのは、塔婆供養として使うもので、供養という概念がない浄土真宗は塔婆も
    使いません。(亡くなると同時に西国浄土に往生する、という考えなので、供養する必要がない)

    なので、それ以外の仏教の宗派のみ、作ります。

    但馬、豊岡で多い形は一番上のオールステンレスで
    足元の台だけ石とか、地面にそのまま刺さっているタイプ。

    DSC_0348-2
    これは、石の柱にステンレスやアルミの輪っかが付いているタイプ。
    この塔婆にこの塔婆立はサイズが合っていませんね。
    もう少し小さなタイプがいいと思います。

    塔婆は水塔婆って言って、すごく小さくて薄いタイプから、
    かなり背の高いタイプまであるので、その塔婆の大きさに合わせた
    塔婆立でないと、塔婆が倒れたり、風で壊れたりすることがあります。

     

    DSC_0361-2

    これは全部、石のタイプ。
    がっしりしていて、一番強い感じがします。
    おそらく一番高価だと思います。

    その他に外柵の一部に塔婆立が組み込んであるタイプや
    中には、塔婆立がないので、PCブロックを代用しているお墓も
    見かけますね。

    必ず必要なのではなく、お参りに持って行って、
    そのまま持って帰られるような場合、必要ないと思います。
    お墓にある程度置いておく場合にあれば便利、という程度です。

    ちなみに塔婆はあまり古くなったものは焼却等で整理しましょう。
    目安は1年、あるいは古くなったなと感じたとき。です。
    お寺によっては焼却をしてくれる寺院もありますが、
    していない寺院もあります。
    その場合、石材店等にお願いしましょう。

    燃えるゴミに出すのは、ちょっとね。。。
    (燃やすのは同じですが、ゴミと一緒というのは気が引けます)

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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