Q220~天理教信者さんのお墓の形は?
以前、簡単に触れましたが、
→→→「天理教のお墓に刻む文字は?」
基本、神道なので、神社の神主さんとかと近いんですが、
あまり厳しく形が決まっているようではないです。
天理教の信者さんのお墓ですが、
「〇〇家累代之墓」となってます。
「〇〇家之墓」の場合も建てました。
神主さんとかによくある
「〇〇家奥津城」などは、ありません。
また、夫婦墓(ご夫婦で一基の墓)もたまにありますね。
これも普通のお墓と同じです。
最近は少なくなってきつつあります。
このように、通常水鉢が来る場所に
八足台、あるいはそれを模した台を設置することも
多いです。
八足台って、これですね。
天理教はもちろん、神道系では
頻繁に使うものです。
お供え物を置いたりする台ですね。
さすがに、足が八本の八足台は
強度の点で問題があるので、
なかなかないですが、
それに近い形のものはあります。
そして、一番の特徴は
頭の形。
「トキン型」といいます。
四角錐(すい)の形です。
戦死された軍人さんのお墓は必ず、この頭の形です。
これは、戦死者さんは
神様となられた、という意味で、
この形になっています。
つまり、神様を現す形ですね。
主な特徴はこれ位ですが、
必ずこの形で、というわけでもなさそうです。
頭がトキンではなかったり、
普通の水鉢のお墓だったり、
かなり自由なようです。
もしかして、デザイン墓の場合もあるかも
しれませんね。