石って、欠けやすいものなのです。
台風一過、涼しくではなく、
蒸し暑くなり、梅雨明け宣言されました。
但馬、豊岡の暑い暑い、夏が
今日から
始まりました。。。
頑張ってまいりましょう。。。(^_^;)
ところで、石ってとっても硬いですが、
非常に欠けやすいです。
ほんとにたやすく欠損してしまいます。
このお墓、一部欠けております。
一番欠けやすい場所なので、
ひと目で、分かってしまいます。
ここです。
ここがお墓の石で一番欠けやすい場所なんです。
だから、
ここが欠けたお墓は非常に良く見ます。
実は、うちのお墓も内緒ですが、
少し欠けています。(^_^;)
どうして欠けるかというと
花立ては掃除をするとき、
移動させてします。
穴の中が簡単には掃除できないからです。
手前に移動させて、
水を掛けて、
汚れを取って、
きれいになって、
さあ、戻そうと
元の位置に戻そうと押し込むと、
あっちゃー!!
やっちゃった!!
となるのです。
例えば、これなんか正しくそうです。
ずるって滑って石同士が当たってしまうんです。
水を使って掃除した場合、
かなりの確率でこうなります。
滑らせて、こうなってしまうんです。
石を滑らせると、私達プロでさえも、
こうなってしまう可能性があります。
花立の石の掃除をするとき、
石を移動させる時、元の位置に戻す時、
滑らせるのではなく、持ち上げて、定位置に置く、
感覚で移動させましょう。
でも、残念ながら、もう欠けてしまった!!
と言う場合、
もう元に戻せません。
欠けた破片を持ってきて、
「くっ付けて!!」
と言われる場合もあるんですが、
やめたほうがいいです。
仮に接着することは出来ますが、
短い期間で容易にはがれてしまいます。
ある程度、年月が経過したお墓なら、
仕方ないか、と諦めることもできるんでしょうが、
建てたばかりのお墓の場合、
「せっかく新しいお墓なのに、
これじゃあ、我慢できない」
となりますよね。
どうしても我慢できないと仰る方、
「磨き直し」で直る場合もあります。
石を多少、削ることが必要です。
その削る工程をある程度しっかりすれば、
わずかな”欠け”はなくすことが出来るのです。
ただし、比較的小さな場合。
大きな欠けはこれでは直らない場合もあります。
自分で判断できない場合、
「写真」等で判断できる場合もあります。
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