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    墓地の環境に合った墓石の選定は大事です。

    梅雨が明けて、非常に暑い但馬、豊岡です。
    昼間は暑すぎて、思うように仕事がはかどりません。
    早くこの気候に体が慣れてくれないとね。。。(^_^;)

    ところで
    お墓の石を選ぶ時、
    値段だけで決めてませんか?
    そして、
    後から後悔している人、いませんか?

    墓地の環境によって、
    選んではいけないお墓の石って
    あるんです。

    さあ、それを、
    今日はご説明します。

     

    この墓地は海のすぐそばにあります。
    DSC00085

    分かりにくいですが、
    漁港のすぐ近くに墓地があります。

    但馬にはこういう墓地、結構あるんですが、
    非常にお墓の石にとっては厳しい環境だと
    言えます。

    「海風」は塩気を運んできます。
    また時折吹く強い風は浜の砂とともに
    吹いてきます。
    その砂まじりの風はお墓の石に様々な悪影響を
    及ぼします。

    事例①

    DSC00051-3

    これは、この墓地にあるお墓。
    何気に高級な墓石です。

    DSC00051-2

    この部分、色が変わっていますね。
    これは水を含んで変色している写真です。
    建墓してかなり経過しているはずですが、
    水分の吸収が関わっています。

    この石は水はけがいいはずなので、
    晴天の日が後何日間かあれば、
    この黒い部分は消えると思います。

    ですが、これはまだまだ序の口。

    事例②

    DSC00056-2

    正面の文字は修正しておりますが、
    その左右、角が白く変色してます。

    DSC00056-9-3

    この赤で囲った部分。
    これは、この石が良くなりやすい現象
    なのですが、
    角が黄色く変色して、
    色が落ちる現象。

    DSC00056-2-5

    下の方、台石の角も
    白く変色しています。
    更に、

    -5

    青く囲った部分、
    明らかに色がお墓本体と違いますね。
    色が白い。
    でも、この石はもともとこの色だったと
    思われます。
    お墓本体は水を含んで
    色が濃くなったのです。
    その色が濃くなった石と
    あまり水を吸わず、もともとの色と
    変わらない前の花立て、水鉢の部分が
    これほど大きく色が違ってきます。

    ここまでは通常の墓地でも
    発生しますが、
    この環境の厳しいお墓の場合、
    もっと酷い状況が。

    事例③

    DSC00066-2

    これも同じ墓地のお墓。
    かなり酷い状況です。
    白っぽい部分はぼぼ光沢が落ちてしまっていて、
    磨く前の石の色になっています。
    それ以外の黒っぽい部分はまだ光沢がわずかに
    残っていて、色が濃く残っています。

    後ろから見た写真。

    DSC00074-3

    こうなると、かなり酷い状況と言えます。
    これは、石の選択を間違ったことが
    原因です。
    このような海に近い、石にとって厳しい環境なら、
    それに耐えうるような石でお墓を建てなくては
    このような状況になりうる、と言う事例です。

    そして、

    事例④

    DSC00081-2

    これも、酷いですね。
    海風が良く当たる左側の部分のみ
    真っ白になってます。
    光沢は完全に落ちています。
    向かって右側がわずかに
    光沢が残っている状態。

    これは海風があたりやすい、あたりにくいということも
    あるのかもしれませんが、
    石自体の性質も影響しているのかも。

    ちなみに玄武岩系の石です。
    この石は風化に特に弱いので
    このような場所では、決して使ってはいけない
    石です。

    このように、

    石にとって厳しい環境の墓地、

    ○ 海に近い(海風がまともに当たる)
    ○ 積雪量が多い(数ヶ月、雪に埋まってしまう)
    ○ 年間降雨量が多い(水分を含んだ期間が長い
    ○ 周囲が樹木に覆われている

    と言うような墓地にお墓を建てる場合、
    石材の選定には
    ある程度の質の良い石を使う
    とその墓地で多く使われている石を使う、
    などを考慮して選ぶ必要があります。

     

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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