Tag Archives: 基礎石

IMG_20191229_140829

お墓は基礎の構造が大事です。

こんにちは。
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店の大北和彦です。
昨日、東京、大阪、京都の長期ロード(3日間ですが。。。)から帰ってきました。疲れましたね。どっと疲れました。ド疲れというやつです。
一晩寝て、やや回復基調。。。でも今週も大阪出張が待ってます。(^_^;)

さて、いきなり唐突な話題ですが、お墓の最大の弱点とは?
お墓は構造物ですから、大地の上に建っているものです。建物って、地震大国の日本では、地震に対することが大事だと思います。
構造物というのは、中に入っているものを守る役目が一番大事な「第一の役目」であります。

そのお墓ですが、地震に対する備え、「耐震、免震」ということはずいぶん進化してきているんですが、
最後に残された弱点があるんです。

それは、基礎コンクリートと石の相性問題です。

通常、お墓は基礎コンクリートの上に設置します。

IMG_20190919_135244

このように、周囲に外柵の石を張り巡らして、その中にコンクリートで基礎を作成します。固まれば強固な基礎となります。

その上に、モルタルといって、セメントと砂を混ぜたものに、水を加えて攪拌して、作成するモノを使って、お墓を建てます。

IMG_20190927_112538

こんな感じになりますね。お墓の石はコンクリートの基礎の上に乗っているだけ。と極端に言えば、そういうことです。

Microsoft Word - 基礎石施工画像1

このような場合、地震のような強い力を受けると、分離して、こうなってしまいます。

Microsoft Word - 基礎石施工画像2

小さな地震ではこうなることはあまりありませんが、「阪神大震災」や「東日本大震災」クラスの地震が起こったときは大きな影響は出ます。そこで、新しく始めた施工方法は「基礎石」というものを使う手法です。実はこれ、おおきた石材店が昨年より取扱を始めた「信頼棺」というお墓構造と関係しています。

信頼棺は石棺という、カロートを石で作るという手法を使います。そのカロートを通常薄い石で囲うのですが、しっかりとした太めの石でこのカロートを設計して、基礎の役目も併用させようというのが最初のアイディアでした。

IMG_20200103_145243

このカロートが動いてしまっては、意味がないので、カロートの部材の石同士を接着剤で固定して、なおかつ補強タイプの固定金具でも固定します。この基礎+カロートの石を外柵と固定したら、より強固になると考え、外柵石とカロート石を一体のものにするため、金具、接着剤等で固定したものが「外柵石」の考えです。

IMG_20200103_153317-2

このように、外柵石とカロートになる石、基礎石とを固定します。

もちろん、一番大事なのは、基礎コンクリートと墓石とが接する面。ただ最初にお伝えしたように、相性があまり良くないので、石専用の接着剤は使えません。なので、モルタルの接着力を強めるいくつかの手法をとっております。

 

①モルタルを樹脂モルタルへ

hf1000

このモルタル用の接着剤を利用して、モルタル自身の接着力を強めています。通常モルタルというのは「セメント」+「砂」+「水」の配合で作ります。非常に強固に固まりますが本来、接着効果はありません。そのモルタルを「セメント」+「砂」+「接着剤+水(を規定量配合し混ぜたもの)」で作ることによって接着効果を高めて、外れにくい、分離しにくい「樹脂モルタル」にすることができます。

②コンクリート表面の汚れを除去

 

コンクリートは固まったら表面に不純物の層が出来て、これが施工不良の原因だったりするそうです。この層を「レイタンス」と呼ぶそうですが、コンクリート業界ではこのレイタンスを除去するのは、常識となっています。

IMG_20191028_094952

除去後の写真ですが、このように石が実際に乗る場所のみ、表面を電動のコンクリートカンナで表面を削り取っております。

IMG_20191028_095436-2

このように表面を削り取ることによって、①の樹脂モルタルの性能も最大限、発揮できます。

 

③石の接着面の荒らし

①は接着剤の強化、②はコンクリート面の対処。で次は石の接着面の対処です。石の裏面(つまり、接着面)を荒らしといって、まっ平な面をあえて凸凹にすることで、強い接着効果を生み出す手法です。これはプロの石材施工業者なら常識ですが、手間がかかる手法なので、しない方もいらっしゃいます。

IMG_20191229_140829

写真は荒らしをしている写真です。石の裏面を上に据えて、表面をあえてガタガタに加工仕直しています。

IMG_20191229_103750

同じく、手前の見える面が荒らしを行った後の写真です。このガタガタに加工仕直した部分が下になって、コンクリートに設置されます。

 

これで、コンクリートの表面の状態を整えて、石の接地面の状態も対処し、その間に挟む「モルタル」にも接着力を加えて、かなり強固な強いお墓になったと思います。これだけのことをすべてこなすためにはかなりの手間と時間と費用が追加で発生します。でも、やっても、やらなくても、完成後は誰が見ても全く分かりません。

 

今までやっていなかったこともかなり含まれます。基礎石、固定金具などは完成後は全く分からなくなります。お墓を解体しない限り確認のしようがないです。石の荒らし、レイタンス除去などは解体しても気づかない可能性もあります。その上、見積費用はかなり違います。間違いなく高くなります。さて、あなたはどちらを選びますか?

一生に一度しか建てないお墓。高くても安心を買うのか、それとも安いお墓を選ぶのか?

 

 

 

 

 

◇豊岡市西霊苑でのお墓情報

① 墓地選ぶ前に知っておくべきこと
② 最も大事な墓地の構造
③ よく見かける不具合

◇豊岡市東霊苑おすすめ人気記事

① 建てる前に知っておくべきこと
② 知らないと大変(雨対策①)
③ この構造のお墓はダメ(雨対策②)

◇水びたしにならないお墓~「信頼棺」®

雨漏り、害虫の侵入を防ぐお墓


bitmap
(※ 友だち申請後、必ずチャット機能でコメントを投稿してください)
メール問合せボタン
電話問合せボタン

IMG_20191108_084613-2

「福知山」→「豊岡」のお墓の引っ越し、完成

 

[template id=”24160″]

11月なのに晴天、なんだかちょっといつもと違う11月の兵庫県豊岡市です。

いつもは雨とか曇りとかばっかりなんですが、今年は晴れが多いですね。晴が続いてほしいな。。。

 

「福知山市」から引越ししてきたお墓を「豊岡市」に建て替え、完成しました。持って帰ってきたのは、お墓本体、戒名碑のみ。その他は新たに設置しました。

IMG_20191108_084613-2

小さめなお墓ですが、立派なお墓として安置できました。神戸型と呼ばれる形のお墓です。

IMG_20191108_084616

基礎工事は新しい手法を取り入れました。かなりしっかりしたお墓となっています。

IMG_20191108_085330

化粧砂利の下はコンクリートです。水は抜けるようになっています。

 

「新しい手法」とは、基礎石を使ったことです。

IMG_20191030_090215

お墓本体と戒名碑は基礎石を設置して、その基礎石に本体を接着固定する方法です。石とコンクリートは相性が悪く、なかなか完全に固定できないのですね。でも、金具で止めるわけにはいかない。なので、基礎石をまず設置して、その基礎石に金具+接着剤で固定し、その上にお墓の本体を設置します。

確かに手間が半端ないですが、一つの理想の「お墓の建て方」が出来たと思っています。

※ 上の写真は金具設置前です。この後、金具で設置しました。

 

 

 

 

◇豊岡市西霊苑でのお墓情報

① 墓地選ぶ前に知っておくべきこと
② 最も大事な墓地の構造
③ よく見かける不具合

◇豊岡市東霊苑おすすめ人気記事

① 建てる前に知っておくべきこと
② 知らないと大変(雨対策①)
③ この構造のお墓はダメ(雨対策②)

◇水びたしにならないお墓~「信頼棺」®

雨漏り、害虫の侵入を防ぐお墓


bitmap
(※ 友だち申請後、必ずチャット機能でコメントを投稿してください)
メール問合せボタン
電話問合せボタン

DSC_0020

お墓の立て直し、はじめました②

おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店のカズ(stoneman-ohkita)です。
今現在、ご遺骨をお持ちで、その行き先をお探しの方、あなたに一番あった安置先を探しませんか?
そのお手伝いをいたします。
お問い合わせは、こちらから。

かなり久々の雨の朝の兵庫県豊岡市です。

たまには雨も降ってくれないとね。。。

 

お墓の解体後、新たなお墓の建立工事しております。

コンクリート製(?)の舞台の撤去工事。

DSC_0020

上のふたの部分をとりあえず撤去。

中が見えました。

お骨拾いで拾え切れなかったご遺骨が少しと、内部の土をお預かりして、

DSC_0028

 

撤去作業、再開。

 

コンクリートも鉄筋が入ってないと、セリ矢で割って、解体するのが早いですね。最初は順調に割って行ったんですが、

 

DSC_0032
隣のお墓との境界を撤去したら、大きな穴が。。。(^_^;)

DSC_0040

 

見なかったことに。。。いやそれはできないですね。(^_^;)

DSC_0042

 

まあ、古いお墓なので、いろいろなことがありますね。(^_^;)

DSC_0043

 

で、最終的に、土中に埋まっている基礎石を撤去していたら。。。

嫌な予感が。。。

 

DSC_0046

玄武岩ですが、後ろのお墓の基礎の下に。。。(^_^;)

どうしたらええんだら~あなあ。。。

 

 

◇豊岡市西霊苑でのお墓情報

① 墓地選ぶ前に知っておくべきこと
② 最も大事な墓地の構造
③ よく見かける不具合

◇豊岡市東霊苑おすすめ人気記事

① 建てる前に知っておくべきこと
② 知らないと大変(雨対策①)
③ この構造のお墓はダメ(雨対策②)

◇水びたしにならないお墓~「信頼棺」®

雨漏り、害虫の侵入を防ぐお墓


bitmap
(※ 友だち申請後、必ずチャット機能でコメントを投稿してください)
メール問合せボタン
電話問合せボタン