地味だけど一番大事な基礎工事(すべて手作業です)

 

おはようございます。

兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店の大北和彦です。

 

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現在、開催中の牛尾啓三さんの彫刻展で見つけた石造物。神鍋石です。
やっぱりいいですね。神鍋石の緑。

 

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2020年9月22日まで、姫路市の護国神社の境内で開催されています。
姫路城を見がてら、行かれるのもいいかもしれませんね。
姫路城も新しくなって、美しいですよ。

 

お彼岸明けに建墓予定のお墓の基礎工事をしました。
今回はかなり小さなお墓で、基礎工事もかなりイレギュラーになります。

 

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こんな場所ですが、枯れ葉やその根っこを取り除いて、不要なものも取り除いて、お墓の基礎コンクリートします。
とにかく重機やカニクレーンが入らない場所なので、大変なんです。

写真右手に分かりにくいですが、鋼管が刺さっています。どうしてなんだろう。

 

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通常、ベタ基礎するんですが、外柵が延石のみなので、延石の基礎を布基礎で行います。

 

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コンクリートの設置と地面を掘る作業は全て手作業です。ですから出来るだけコンクリートの量を減らすため、布基礎を選択しました。
ですが、中に入っている鉄筋は13ミリの鉄筋です。コンクリートの配合は呼び強度24。住宅の基礎でも対応できる配合です。

生コンではなく、水の量を減らした「カラ練」の状態で生コン工場から頂いてきて、それをモルタルミキサーで生コンに練り直して、流し込みます。距離と施工しにくい場所なので、生コンなら固まってしまうんですね。とても手間と時間が掛かるんですが、より新鮮な生コンの基礎を作ることが出来るので、そうしております。生コン車からそのまま流し込めるような場所ならそうするんですが、なかなかそんな場所がないのです。お墓は。

 

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コンクリートが固まったら、石を設置する場所の確定のため、コンクリートの表面に地墨といって、墨糸で位置決めをします。
正確に石を設置する位置が決まったら、そのコンクリートの表面をそぎ取ります。

レイタンスといって、コンクリートが固まる工程で、表面に不純物の膜ができるんですね。その膜が石との接着効果を弱めるので、その膜を除去するため、表面をそぎ落とします。
建築、土木業界では普通ですが、石材業界ではあまりやっている業者は少ないかもしれません。聞かないので。。。(^_^;)

これで外柵部分の基礎コンクリートの工事は完了です。

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あらかじめ、お墓本体が乗る部分をタンピングランマで固めておきます。
笹の根が張り巡らされていて、根を除去しないと転圧しても効かないので、根っこの取り除きしました。

 

ここまで1日半。おおよそですが。。。
機械や重機が使えれば、1日かからない作業でしたが、炎天下での作業、という悪条件。重機が使えないという効率の悪さで半日余計にかかりました。
お墓工事って、かなり地味で忍耐力のいる作業です。田舎ですから、墓地の基礎工事が大変なんですよね。

 

 

 
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。