伯父のお墓を作る~③
えっと、
但馬、豊岡のお墓のプロ、大北です。
昨日まで、お墓の加工シリーズだったんですが、
私の伯父のお墓なので、
【伯父のお墓を作る】シリーズに
名称変更します。。。(^_^;)
その加工シリーズの第3回目。
戒名碑の角の加工です。
ダイヤモンドグラインダーで
形を作りました。
後は、光沢が出るまで
ひたすら磨く工程です。
メタル番手は今回は使いません。
左2つはメタル番手です。
100 → 200 → 500 → 1000番手まで
このツインカーシリーズで
【下地を出す】という工程をします。
これを疎かにすると、いい光沢が出ません。
一番大事な工程と呼べるかもしれません。
その後、上の4枚のフレキシブルパットを使います。
フレキシブルパットとは
表面(写真では見えない下面)に研摩材が張ってあって、
裏面に
べリベリってくっ付くファスナーというものがついていて、
工具と固定できます。
やや、弾力というか、曲面にフィットする感じなので
外側のアール面を光沢加工するには向いています。
なので、仕上げの光沢出しの工程はこちらの
【セラミカ】という光沢研摩工具の方が
向いている気がします。
ただひたすら、数字の小さい番手から
大きい番手に
交換、磨く、確認、磨く、完成後
交換、磨く、確認、磨く、完成後、
パット交換、磨く、確認、磨く、完成後、
パット交換、、、、続くわけです。
磨けてなければ、その番手まで帰って
もう一度そこから
磨く、確認、磨く、完成後、
パット交換。。。。と続きます。
と、ずっと磨いていって、最後、
光沢出し(黒パット)が出来た状態。
やっと磨けました。
それで終わりではないです。
面(かど)磨きが残ってます。
面取り(面磨き)はこちらの工具で。
こちらは乾式(水を使わない)ので、
どの程度磨けているかどうかが
わかりやすいです。
それをすべてやって、
しかも両面やって、
完成。
たった、これだけの面を磨くまで完成するのに
半日以上かかります。(私なら。。。(^_^;)
早い人でも、半日弱はかかると思います。
お墓を作るって
大変な作業ですよね。。。