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    地震に強いお墓の建て方⑨~地盤を強くする

    梅雨も明けてないのに、これだけ暑いと夏本番になると、焼け死ぬんじゃないかと不安を感じている今日この頃です。  #不安の8割は実現しないって知ってましたか?

    地震は不安に感じているだけではなく、確率的にいつかは必ず来ます。いつ来るかだけの問題ですね。

    で、地盤の話ですが、お墓業界で地盤の改良と言えばまず出てくるのは、杭打ち工法です。

    杭打ち工法というのはそのものずばり、杭を地面に打ち込むという手法です。ハンマーで打ち込むという猛者がいますが、基本的に無理があります。杭打ちは専用の機械があるので、そちらでされるのをお勧めしますが、そもそも杭打ちというのは、その杭の支持力でお墓とその下の基礎を支えるという手法ですが、その支持力を得るためには、硬い岩盤までその杭を打たなくてはいけません。1m程度地下が岩盤なら問題ありませんが、場所によっては5メートルとか10m下まで行かなくては支持力が得られないという場所もあります。そういう場合どうするのでしょうか?杭は通常2,3mが限界だと思いますが、それ以上の深さに杭を打つのは継ぎ足しが必要となります。そうなると、樹脂とか松杭では不可能。鋼管杭が必要となりますが、それだけの費用をお墓の基礎工事に使えるでしょうか?

    また、鋼管とは鉄なので、腐食という問題もあります。10年20年なら大丈夫かもしれないですが、お墓の基礎に果たして大丈夫なのか?

    まあ、地盤によっては杭が有効な場合も実はあるので、時と場合によりけりでもあります。

    それで、私はどういう方法がいいのかと申しますと、こちらです。

    トップベース工法という地盤改良工法です。基礎コンクリートの下にこのような丸いものを設置します。

    その間に砕石を充填することにより、地震の揺れを指数を1下げることができるということです。
    (つまり、震度6が震度5に揺れを抑えることができる可能性が高いということです)

    特に横揺れには非常に効果が高いことは証明されています。ですが、施工が少し難しいわけです。ですから、10年くらい昔に石材業界でも一時ブームというか、クローズアップされて、挑まれた石材店さんもいらっしゃるかもしれません。でも、結局施工が難しくて、断念された方も多いと聞きます。
    それでも、実はずっと継続してこの工法を取り組まれている石材店さんがいらっしゃって、今回、特別に見学させていただいてきました。

    お墓という特性、長い間、存在し続けるという希少性、様々な面から検討して、この工法がもっともお墓には相性のいい地盤改良工法だと分かりました。この工法をぜひ但馬でもたくさん施工させていきたいと考えています。

    お墓の地震対策、関西、特に但馬では100年近く大きな地震が来てないことで、もう大きな地震は来ないと楽観されている方、多いと思います。でも、先日、能登半島で震度5強の地震がありました。
    但馬でもいつ来てもおかしくないですよね。

    これからお墓を建てようと考えている方、ほんの少しの費用の上乗せで、施工できます。ぜひ一度検討ください。予防で対処するのはほんの少しの上乗せで出来ますが、地震で倒れた後、再建するのは、その何倍、何十倍の費用が掛かります。しかも、大事なお墓が倒れてしまった姿を見なくてもいいわけです。

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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