兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー

地震に強いお墓の建て方⑩~「made in Japan」(日本品質)のお墓

  
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地震に強いお墓の建て方⑩~「made in Japan」(日本品質)のお...

◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です

兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。

☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会常任理事

おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。

地震に強いお墓の建て方シリーズ、最終回ですが、まとめとして、大事なことは。。。

お墓は下ほど目に見えないですが、お墓全体を支えています。

ということです。

最も大事なのは、お墓の一番下、地盤で、それから基礎コンクリート、芝台、お墓と上に行くほど、お墓本来の大事な部分ではあります。しかし、その大事なお墓の石を支えているのは、芝台。その芝台を支えているのは、基礎コンクリート。それを支えているのは地盤なのです。

先日、福島で地震の影響で倒壊してしまった墓地を見てきた話をしたと思います。その印象が強烈で、お墓を建てるということはほんとに小さなことの積み重ねだなとつくづく感じました。

福島の石材店さんは本当に関西では考えられないほどの手間暇をかけてお墓を建てられています。にもかかわらず、多くのお墓が倒壊してしまっています。おそらく関西で地震が起こったら、8割以上のお墓が倒壊するでしょう。私が建てたお墓もおそらく影響は免れないと思います。


それほどまでに地震の力って巨大なのです。

それだけに、手間暇を惜しまず、やれることはきっちりやって、お墓を建てていきたいと思います。

〇軟弱地盤にはトップベース工法をお勧めする。
〇基礎コンクリートの下はしっかりと砕石層に置き換えて強固に地盤固めをする。
〇基礎コンクリートは呼び強度24以上を使い、150ミリ以上の厚みで施工する。
〇夏場や冬場のコンクリート施工には養生をしっかりと。
〇コンクリートの天端、石が乗る部分には必ず「レイタンス除去」と「プライマー施工」を。
〇コンクリートと石の接着にはモルタルではなく、樹脂モルタルで施工する。
〇樹脂モルタルに接する石の面も「プライマー施工」する。
〇樹脂モルタルで施工する石の面には「荒らし」を加える。
〇石とコンクリートとは可能な限りステンレス製の固定金具を設置。
〇ステンレス製の固定金具にはオールステンレス製の10ミリのウェッジ式アンカーを使用する。
〇固定金具は専用のものの3倍の強度の金具を使用する。
〇石と石の固定にも可能な限り固定金具を設置。
〇石と石が上下に接する場合は3ミリ以上の隙間を開けて専用接着剤を規定量以上使う。
〇石と石が上下に接する場合は耐震ボルトを施工する。
〇耐震ボルトは必ず上の石に固定し、下の石の穴に装着する方法で施工する。
〇専用接着剤は樹脂系、エポキシ系ではなく、柔軟性のあるコーキング等の石専用のものを使う。
〇接着剤の量は惜しまない。
〇接着剤の耐久性を伸ばすため、必ずコーキング系、シーリング剤の接着剤にて「シール作業」を行う。

と簡単に思いつくまま書いてみましたが、20近くありますね。
これ以外にもここには書けないことが5つ以上あります。

最近のお墓は木材で梱包されて、船便で日本にやってきます。それをトラック便で石材店に運び込まれます。このような状態です。

でも、時々その木材の梱包ごと、墓地に運び込んでしまう石材店があります。実は私も以前、やっておりました。

ですが、このままの状態で墓地に持ち込むって、つまりこの梱包の中身を見ずに現場に運び込んでいるということですね。
一応、中国から輸出する前に「検品」と言って、確認作業をしているはずですから、問題ない、と言えなくもないです。でも、100%大丈夫とは言えないですよね。現に私の工場に届く製品も稀に欠けていたり、割れていたり、寸法が違っていたりということがあります。

100歩譲って、問題はなかったとしても、工場で開封してないということは、耐震ボルトや「荒らし」作業はしていないと思っていいと思います。

なぜなら、こういう作業は時間がかかるし、しなくても完成後はわからないので、手抜きで施工してしまう可能性が高いのです。こういう下準備は工場内でするのが、一番効率的なのです。それをせずに墓地に持ち込んでしまうのは、ほぼそのまま建ててしまうことは、確定だと思っていいと思います。

ですが、それでは地震に強いお墓を建てることは困難です。

このように、地震に強いお墓を作ろうとすると、とても手間暇がかかってしまうのです。場合によっては、倍以上の時間がかかりますし、手間がかかります。しかも完成後はほぼ見分けができません。

しかし、地震が来たら、その違いは一目瞭然です。

今、お墓の石は8割程度は「中国製」です。「made in China」です。日本人なら多くの人はご存知だと思います。この「made in China」つまり「中国製」というブランドのことは。価格は安い。でも品質はあまり良くない、ということを。

お墓の石は中国製であるのは、仕方ありません。(実はまだまだ日本製のお墓はしっかりありますよ)でも、施工に関しては「made in Japan」つまり、日本品質の施工で建てませんか?

何か飛びぬけてよいものを使っているわけではありません。ですが、すべての工程で手を抜かず、手間暇を惜しまず、心を込めて施工するという、まさしく日本品質の施工させていただいています。

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