石のずれ対策として
おはようございます。
庭のツツジが満開ですが、朝しか見ることがない
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店です。
いや、ちょっと昔はその庭の花が咲いている姿さえ、
見なかったので、多少は進歩しているのかな。。。(^_^;)
ところで、お墓の外柵、つまり
外枠の石ですが、古くなったらズレたり、外れたり、折れたり、欠けたり
色々な不具合が出てきます。
特に、10年くらい前までは、石同士をセメントで固定しただけ、
だったので、何年かするとズレてくるのは当たり前、だったわけです。
合場を荒らす、ということもしなければね。
なので、今はおおきた石材店では
石材専用接着剤+専用ステンレス金具で固定します。
石材専用弾性接着剤です。
これは実は、免震墓石ツール「絆」の専用接着剤で結構高価なものなのです。
ホームセンターで売っているのとは、値段も性能も雲泥の差があります。(^_^;)
どっちもね。
ちょっと前に紹介した2液を混ぜるタイプの強力接着剤とは、TPOに合わせて使い分けております。
そして、さらに、金具で固定します。
金具を使用するのは、外柵の石のみ。
しかもコンクリートで埋まってしまう部分のみです。
これはストレートタイプ。
まっすぐにつながっている石同士を固定します。
厚みも結構あります。
3ミリかな。
ステンレスの板です。
こっちはコーナータイプ。
こっちもステンレス製です。
石同士を固定するもので、
直角とか角度をもって接合する石同士を
固定します。
曲がりにくいように、真ん中2か所に加工が施されています。
その金具を止めるのがアンカーです。
どう止めるのかは、今日作業しますので、後ほどアップします。
このアンカーはステンレス製で錆にくいようになっております。
1基のお墓にかなりの量を使います。
ので、
バケツにいっぱいあったアンカーが無くなってしまいました。
でも、いつも思うんですが、
どうしてナットとワッシャのみ、余るんでしょうね。。。(^_^;)
ので、倉庫に大切に保管してあった、
川上Dの「形見」ヒルティーバケツを使用します。
たくさん入ってますね。
200本だったかな。。。
しばらくはありそうです。