Q236~お墓じまいの費用に影響する4つの事②お墓の施工方法
昔のお墓は、石の上に石が乗っているだけ、でした。
まあ、今でもそういうお墓は関西では多いかもしれません。
なので、解体するときもさほど、手間はかかりませんでした。
でも、今のお墓は耐震、免震が普通となってきています。
その施工方法は様々ですが、大きく分けて
金具固定型とジェル(パット)吸震型があると思います。
前者が耐震、後者が免震と大きく分けて言えると思います。
弊社の場合、現場でお墓の解体をするので、
あまり影響はない場合が多いのですが、
それでも、金具は外したいし、そうなると多少面倒なこともあるかも
しれません。
耐震金具って使ったことがないので、どういう構造か分からないですね。
外柵に使う金具とは根本的に異なります。
お墓の竿石を供養してもらうので、そのまま取り外す、という場合など
苦労する気がします。
免震パット、あるいはただ単に接着剤のみの施工のお墓でも
そのまま解体、別の場所での供養、という場合、
なかなか外すのが難しいかもしれません。
一度、接着剤施工のお墓の解体をしたことがあるんですが、
かなり大変でした。(^_^;)
お墓じまいの費用というのは、新規に石を使うことはほぼないので、
その費用の多くは人件費が占めます。
なので、いかに時間がかかる仕事か、
それとも、短時間で終わる仕事か、という部分が
費用に大きく影響します。