間口が狭く、奥が深い墓地はお参りしづらい、と書きました。
(Q342~墓地の形はどういうのがいいの?)
豊岡西霊苑の墓地ですが、
この墓地は6㎡と比較的、豊岡では狭い墓地ですが、
間口(入り口に向かって左右の幅)は2m、
奥行きは3mと奥に深いお墓です。
この入り口左右に灯ろうなどが建つと、非常に狭く感じます。
左右の端に丸灯ろう。
左の灯ろうの後ろに戒名碑。
右の灯ろうの後ろに物置台。
その奥がお墓になっていて、
狭く感じます。
では、間口(左右に)広くて、奥行があまりないお墓はどうなのでしょうか?
周りにお墓がないですが、
上の写真より多少狭い墓地です。
物置台がないですが、
むしろ、お墓としてはスッキリしてますね。
お墓自体をしっかり利用して、
全体も見渡せて、
いかにもお墓にピッタリの墓地です。
このように、一番自然で、全体が見渡せるお墓とは
「左右に広くて、奥行きが狭い墓地」ですね。
その空間にお墓にある部材を横に並べることで、
一番収まりがいいお墓となります。
逆に、奥に深いお墓は
そのお墓の中心になる「墓石」までの部分が通路となってしまい、
「墓地」としては、「不要な部分」となりやすいのです。
もちろん、そこを有効利用することもできますが、
通常の墓前灯ろうを一対置いてしまうと、
それも難しいですね。
もう少し墓地のデザインを考えてたら、
いいお墓になるのにな、という墓地、結構あります。
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