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    Q343~横に広い墓地と、奥に広い墓地はどっちがいいの?

    間口が狭く、奥が深い墓地はお参りしづらい、と書きました。
    Q342~墓地の形はどういうのがいいの?

    DSC_0002

    豊岡西霊苑の墓地ですが、
    この墓地は6㎡と比較的、豊岡では狭い墓地ですが、
    間口(入り口に向かって左右の幅)は2m、
    奥行きは3mと奥に深いお墓です。

    この入り口左右に灯ろうなどが建つと、非常に狭く感じます。

    DSC_0025

     

    左右の端に丸灯ろう。
    左の灯ろうの後ろに戒名碑。
    右の灯ろうの後ろに物置台。

    その奥がお墓になっていて、
    狭く感じます。

     

    では、間口(左右に)広くて、奥行があまりないお墓はどうなのでしょうか?

    IMG_20160922_135555

    周りにお墓がないですが、
    上の写真より多少狭い墓地です。
    物置台がないですが、
    むしろ、お墓としてはスッキリしてますね。
    お墓自体をしっかり利用して、
    全体も見渡せて、
    いかにもお墓にピッタリの墓地です。

     

    このように、一番自然で、全体が見渡せるお墓とは
    「左右に広くて、奥行きが狭い墓地」ですね。
    その空間にお墓にある部材を横に並べることで、
    一番収まりがいいお墓となります。

    逆に、奥に深いお墓は
    そのお墓の中心になる「墓石」までの部分が通路となってしまい、
    「墓地」としては、「不要な部分」となりやすいのです。

    もちろん、そこを有効利用することもできますが、
    通常の墓前灯ろうを一対置いてしまうと、
    それも難しいですね。

    もう少し墓地のデザインを考えてたら、
    いいお墓になるのにな、という墓地、結構あります。

     

     

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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