「赤石」の地名の由来、ご存知でしたか。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店です。
ずいぶん急に寒くなって来ました。
もう雪が降るんじゃないかってくらい、寒いです。。。
先日、「歩こう会」で地元を歩いてみて、分かったんですが、
「赤石」地区。兵庫県豊岡市赤石、です。
地名の由来は「赤い石」が採れたから。
です。
やっぱり地名って、名は体を表す、ですが、
意味があるんですね。
ちなみに、赤石地区は兵庫県の石、豊岡市の石でもある
「玄武岩」の採掘場があった、玄武洞公園がある地区です。
赤石地区を歩いていると、
「その軽トラックの奥に赤石あるよ」と
地元のガイドさん。
ホントにありましたよ。
周りには、玄武岩の石垣なんですが、ここだけ、赤い石。赤石です。
邪魔な草を引っこ抜こうとするコミュニティー事務局長の村田さん。(^_^;)
実は、玄武岩より古い160万年前に出来た石らしいです。
赤石地区の式内神社である「式内兵主神社」のあるあたりは、赤石がたくさん転がっております。
岩に見えるものは、ほとんど赤石です。
(灯ろうはかすかに違いますが。。。(^_^;)
その後の玄武洞でのガイドさんの説明で見せて頂いた石にもありました。
左上の赤い石がそうなのかな、って思ったんですが、
これは火山から噴火した噴石だそうです。(神鍋の噴石だそうです)
右の6つに区分けされた入れ物の左上。
板石がはみ出ているものが、流紋岩。
マグマが噴火して地表に出て固まったもの、あるいは地表近くで急速に固まったものを
火山岩と言いますが、その3つの種類、玄武岩、安山岩ともう一つが流紋岩。
赤石から採れる赤い石は流紋岩だとのことでした。
あんまり赤くないですが。
地名って、実は侮れないものですね。
名は体を表す、でした。