低いところに集まった水は。。。
水は高いところから低いところへと流れていくというのは、
必然ですね。
おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店です。
週末はいい天気だったんですが、昨日から雨。。。
あと少しで、完成だったんですが。。。
雨が降ってきて、途中で断念。。。
お墓工事と雨は相いれない関係ですね。
お墓の一番大事な納骨スペースですが、
そこに雨が集まりやすいというのが、昨日の話。
私はかつて、若葉マークの石屋だった頃、
ギリギリの納骨時間にやってきて、
納骨口の蓋を開けてみると、中が水でいっぱいだった、
という経験をしています。
そこは、比較的山の高い位置にあるお墓だったので、
甘く見ていた、ということもあります。
その時は、冷や汗ダラダラで、後ろにいる施主様とご住職に何と言ったらいいのか、
それが悪夢のように、蘇ります。
それ以来、納骨の待ち合わせ時間の最低30分前、
通常なら、1時間前にやってきて、納骨口を開けて、換気して、
準備万端で待機する、ということを心がけております。
このように、お墓の中には、水が入ってくるのです。
構造上、これは仕方ないことなのです。
お墓本体の正面に納骨口があります。
大きく穴が開いております。
「え、そんなの見たことないな」
という人もいるかもしれません。
その大きい穴は普段、というか、通常、
「水鉢」というお水をお供えする石で蓋されているのです。
その穴の前にその「水鉢」を設置して、
穴を隠しているんです。
でも
穴の前に置いてあるだけですから、
水が進入することは、当然ありますね。
「なら、接着すればいいじゃない」
はい?
では、お骨を納骨するとき、どうしますか?
接着してしまうと、今度納骨するとき、かなり大変です。
その接着を外さないといけないから。
外しやすい接着なんて、ないですからね。
また、接着も完璧にできていたら、防水効果は高いですが、
施工不良とまではいかなくても、
施工不十分という程度なら、あるかも知れません。
長い間に、不良になる、こともあるかも知れません。
やっぱり、
お墓の構造が納骨スペースに水が流れこみやすい構造である以上、
完全に防ぐことは、難しいんですよね。
それで、いいですか?
あなたは。