北垣家のお墓の移転工事がついに完成。
◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。
☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター１級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ （一社）日本石材産業協会正会員
☑ お墓の法律のプロ、「墓地管理士」取得
おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。
長い時間かかっていましたが、お墓の移転工事、完成しました。
穴が開いているようになっている部分が納骨スペースです。信頼棺構造のお墓であり、地震に強い施工（簡易版）のために、基礎石と言って、納骨スペース（カロート）の部分を石で囲っています。
少しだけ高くなっているのは、信頼棺構造で、水が入りにくくするため。
この上に一枚石の信頼棺の天石が乗ります。
北垣家のお墓が完成しました。信頼棺構造のお墓で、雨水が浸入しません。墓地内全面、石張しあげなので、墓地の広さが少しだけ広くなっています。
赤枠の部分、よく見てください。
通常、外柵石（黒の太い線の外側の石）はお墓の境界を示す石で、その石にはかからないようにお墓の石を設置するんですが、お墓の中を石張仕上げにすることによって、境界を示す外柵石もお墓の一部にしてしまったので、外柵石の上にお墓の石の一部を載せることで、利用できる面積が広くなるのです。
赤い矢印（汚い線でごめんなさい）部分のみ、外側にはみ出している分、墓地を広く使えています。
向かって右側の副碑の台石も境界である外柵石に乗るように外（右側）に出ることによって、お墓の中が広く使えています。この副碑の後ろの小さな供養塔（お墓）はさらにギリギリまで後ろに寄っています。本来なら、もっと前にはみ出して、北垣家代々墓の右側に被るくらいになるはずが、うまく収まって、被っていません。
そうしてみると、お墓の中が少しだけ広くなっているのが実感できると思います。
ベンチに座っても、少しだけ余裕がある広さになっています。そして、その真ん中の部分のみ、滑り止め加工が施してあります。
市営霊園は狭い墓地区画ではありますが、ベンチに腰掛けつつ、ゆっくりとお墓参りができるだけのスペースは確保できたと思います。
雨漏りしないお墓、地震に強いお墓、という機能性の高いお墓だけではなく、少しだけ広くて、ゆったりとお墓参りができる構造のお墓になったと思います。
