納骨口の中は。。。~お彼岸前のお墓まめ知識②
お墓の中ってどうなっているの? 意外と知らないお墓の中。

◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。
☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会正会員
☑ お墓の法律のプロ、「墓地管理士」取得
おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。
お墓そうじをまめにされる方はいらっしゃると思いますが、お墓の中を確認される方はそれほど多くないはず。お墓の中をチェックするのは、なかなか大変ですし、石は重たいし、昨日書いたように、石は欠けやすく、動かすと簡単に欠けてしまうので、あまりお勧めもしません。
でも、時々、凄いことになっているお墓を見たり、しますよ。

草が生えてきていたり

ミツバチが巣を作っていたり、

中には、スズメバチが巣を作っている、なんてことも。。。(恐ろしい)

お骨が水没していた、ということも稀にですが、あります。

このように、水たまりの中にお骨が沈んでいるなんてことも。。。(自主規制によるモザイクをかけています)
お墓の中は開けてみないと、分かりません。私たちお墓のプロでも驚くことがたまにあります。
お墓は亡くなった方のおうち、なんて思われることもありますが、このような環境では、「さすがに、いいおうち」だとは言えないですよね。
でもこういうお墓は普通なのです。
お墓の住環境向上へ
亡くなった方のおうちならば、もう少し環境を整備していかなくてはなりませんね。これでは私も入りたくないな、と思ってしまいます。
そこで、おおきた石材店は、お墓の環境を改善することを目指しています。
① 草が生えない納骨室
納骨室(カロート)には草が生えてほしくないな、と思うのは誰でも同じです。でも、こうやって生えてきてしまいます。その原因は、土の中に草や地下茎などが残っているから。

「地震に強いお墓」の建て方はまずは地面をしっかりと掘って、掘り出した土は処分します。地震に強いお墓ではなく、ノーマルな建て方でも、深さが浅くなるだけで、土は掘って、その土は処分します。なぜ土を処分するかというと、柔らかすぎて、土の上に乗っているだけで不安定になってしまうから、です。
柔らかくて、揺れる土の上から、しっかりとした「砕石」の上に。

柔らかい土の代わりに砕石を入れて、強固な地盤を作ります。
強固な地盤は、草が生えてこない地盤です。
② ミツバチやスズメバチなどが巣をつくらないお墓
それはすなわち、昆虫や虫が入ってこないお墓ということです。昔からのお墓は納骨口にすき間ができやすいお墓だったのです。

このような、古いタイプの納骨口はミツバチなど、入り放題ですね。

これだけ大きなすき間があれば、スズメバチも入り放題ですね。
このように、古いお墓ほど、長い間の影響ですき間ができやすいです。
おおきた石材店の標準施工でもある「雨漏りしないお墓」信頼棺®は雨漏りしないだけではなく、害虫、益虫、あらゆる虫を完全シャットアウトしてくれます。そして、雨水も入れないので、プールにお骨が浮いている、だとか、沈んでいるということを防いでくれます。
つまり、お墓の中の住環境を大幅に改善してくれる方法が、「信頼棺®」という構造です。

信頼棺構造のお墓の基礎部分。
まとめ
この「地震に強いお墓」構造と雨漏りしないお墓、「信頼棺®」構造のダブル構造にて、お墓史上最高の住空間を実現したお墓を建てております。
雑草が生えたり、害虫、益虫、あらゆる虫が入り放題、雨水がたまってプール状態が普通のお墓。それが従来のお墓の構造です。そういうお墓でもいいのですか? ご自身や、あなたの大切なお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの終の棲家。
おおきた石材店は、そういうお墓ではなく、安全で、快適で、一番入りたくなるお墓をご提案しています。