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    接着剤を2種類使う

    「地震に強いお墓」の石と石を固定する2つの方法のうち、耐震ボルトを昨日説明しました。
    もう1つの方法は、ずばり「2つの接着剤」です。


    ◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。

    ☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
    ☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
    ☑ (一社)日本石材産業協会正会員
    ☑ お墓の法律のプロ、「墓地管理士」取得

    おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。


    昨日の記事、「耐震ボルト」の記事の続きです。

    「地震に強いお墓」耐震ボルト

    もう一つは、「接着剤」です。

    目次

    2種類の性質の異なる接着剤

    接着剤、当然墓石専用接着材なんですが、今のところ、

    エフレックスという接着剤を使用しております。少し高価なのですが、他の接着材よりも高性能なので、使わせてもらっています。

    で、これだけではないのです。2つの性質の全く違う接着剤をしようしています。
    まずはこのエフレックスが通常の接着剤と同じ、固まると強固に固定する、という性質。

    もう一つはこちら。

    ソフトファスナー、という製品を使用。こちらは通常の接着剤とは異なり、固まるということがありません。10年経過しても施工時と同じ状態。ただ、強い衝撃には強固に保ってくれるちからがあります。ゆっくり力を加えると伸びていく性質。主に耐震、免震性能を重視する場合に使う製品です。おおきた石材店はこの商品をすでに20年以上使用しております。

    この2種類の接着材を組み合わせて使用することで、地震の揺れにも耐久性があるのです。

    別のお墓で説明しますが、

    赤丸枠がエフレックス。緑丸枠がソフトファスナー。ややソフトファスナーが多い配合で両方使用しております。

    そして、上の竿石の耐震ボルトが入る穴はエフレックスを挿入しております。

    そして、もっと大事なのは量。

    大事なのは量

    接着材の量が少ないと、圧倒的に施工不良のリスクが高まります。接着面が小さくなってしまうので。

    こういった部分は、とても大事ですが、自分だけで施工していて、他との交流、比較がないと、なかなかわからない部分です。

    おおきた石材店でも以前は別の施工方法をしていて、接着剤の量も少ない頃がありました。そんな中で、他の石材店との交流の中で、自社の欠点、劣っている部分を理解し、改善してきて、現在の施工スタイルがあります。

    常に改善、改良、より良い工事方法を探すのは、自分だけでは見つけることは非常に困難です。他との比較が絶対に必要なのです。

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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