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外柵石を設置~S家お墓移転⑥

  
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外柵石を設置~S家お墓移転⑥

日曜日ですが、s家の施工事例の続きを。

地墨、耐震ボルト用の穴あけをした基礎工事にいよいよ外柵石を設置します。


◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です

兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。

☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
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おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。


地墨を打って、正確な石の位置を出して、アンカーボルトの穴あけをした基礎コンクリート。

※ 上の写真はすべて、石が上と下が反対になっています。設置する時は、上下反対にして設置します。

これらの外柵石を設置していきます。すべての石に耐震ボルトが2本ずつあるので、設置作業も仮設置して、確認してからの設置と時間がかかります。

まずは、

一つの石を仮設置して、高さ、角度、位置が設置可能かどうか確認。(アンカーボルトが入っているので、場合によっては、うまく設置できないことがあるので、その場合、アンカーの角度、穴の向きを考慮して、対処する)

オッケーであれば、

基礎の上面に接着剤を流布し、その上に樹脂モルタル(通常のモルタルではなく、樹脂接着剤で練ったモルタル)を敷いて、更に、その上に石本体を設置。

高さ、角度、位置が決まったら、次の石の設置のための石同士の接着面に接着剤を充填。

この位置はクランプという石を吊る道具は使えないので、このように、帯で吊って、石を下ろしてから、帯を抜くという方法で設置していきます。

ちょい高めに下ろして、隙間も開けておいて、帯を抜けやすくします。

帯を抜いてから、正確な位置まで、ハンマーで叩いて、下ろしていきます。

一個一個、慎重に確実に高さ、水平、角度、位置と確認しながら、設置していきます。下に敷いている樹脂セメントは通常のセメントよりも固まる速さが早いので、ある程度のスピート感も必要となります。

接着剤もいつもの「エフレックス」一番信頼できる接着剤です。でも、価格が高価なのですよね。

というわけで、何とか1日で設置完了。明日は、目地施工、固定金具の設置等をします。
狭い場所での作業で、カニクレーンも動かさないといけない現場なので、なかなか進まないのですが、ここまで一日で出来たので、とりあえず良しとします。