お墓の石の採掘は命懸け
お墓の石って、どんなところで採掘しているか、ご存じですか??
常に危険と隣り合わせ、非常に危険な場所から採掘しておられます。

◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。
☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会正会員
☑ お墓の法律のプロ、「墓地管理士」取得
おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。
おそらく、皆さんお住まいの近くにも、採石と言って、山から石を掘り出しているところはあると思います。お墓の石もそういうところから採掘しているんだろう、と思われるかもしれませんが、
全く違います。
砂利の採掘は、ほとんどの場合、石、であればいい、という場所。だから、キズや模様が異なる、なんてことは全く気になりません。
でも、お墓の石はそういうものがあると製品にならないので、採掘場所が非常に限られます。きれいな状態の石が採れるところでないといけないのです。

こちらは、西日本では超メジャーな「大島石」の採掘場。自転車の聖地、しまなみ海道の途中、大島という島で採掘されます。愛媛県今治市の「大島」という島で採掘されます。比較的古くから採掘されていて、かなり深く採掘されています。
墓石が採掘できる場所は非常に限られています。しっかりとした境界があって、その向こうは別の採掘業者さんの土地。なので、どんどん深く深く採掘されていきます。
大島石の採掘場

まず、このあたりでは見ることがない、超巨大な重機がおもちゃのように見えますが、高所恐怖症の方は、まず除くことが出来ない深さです。

高く山のように残っている部分が隣りの採掘業者さんの土地、ということのようです。

この写真、凄いです。かなり巨大なパワーショベルがいますが、その隣り、まるで地獄の入り口のような深そうな穴が。。。機械ごと落ちそうにならないのかな。。。怖すぎる。

上の写真をアップした画像。おもちゃ見たいなサイズに見えますが、めちゃめちゃでかいですよ。

手前のダンプと比較してみてください。こんな大きいサイズのパワーショベル、まずこのあたりでは見かけないです。採石場でのみ、見るサイズだと思います。
ダンプに乗せている石のサイズをみてください。ダンプの荷台の半分くらいありそうな石を運んでいますが、ほんとに巨大。
もう一つは、もっと怖いです。
北木石の採掘場

深さでいえば、負けていないのが、こちらも瀬戸内海に浮かぶ、北木島。
岡山県笠岡市にあるお笑いコンビ「千鳥」の大悟の地元で有名な北木島ですが、そこで採掘されるのが、北木石です。それにしても深い。そして、怖い。

危険すぎて、バイトさんが集まらず、莫大な時給で募集して、応募してきたやんちゃな兄ちゃんが一日でやめてしまったという曰く付きの場所です。

ほんとに怖すぎる場所です。でも、勇気を振り絞って、

足を一歩、踏み出してみたんですが、(私の足)

怖い、という感覚をどこかになくしてしまった人がいました。(北木石の採掘元、鶴田石材㈱の社長です)

ほんとに辞めてほしい。話に夢中で、ここから転落した、という事態が脳裏をよぎる。。。(安心してください。ご健在です)
お墓の採掘はほんとに命懸け
このように、ただでさえ石の採掘という仕事は危険と隣り合わせ。まず、お墓にできる石がある場所まで、上に乗っかっている不要な樹木、土や石を除去する作業というものが発生します。これが大変時間と手間がかかる。
そして、石にたどり着いたとしても、石は非常に重たいので、運べる重さにサイズカットしないといけません。切るものがないので、多くの場合、割るという作業で細かくします。石って自然の産物なので、変な方向に割れたり、割ってみたら、不要な模様が入っていてお墓には使えなかったり。
様々な困難な問題が発生します。
しかも、日本は国土が狭いので、狭いエリアをどんどん採掘していくので、深く深くなってしまい、上記の写真のように、とても危険と隣り合わせの採掘場となってしまうのです。
それほど、日本全国から吟味、厳選された日本の石で作るお墓。
お墓の石とは、それほどに多くの人の努力と苦労と、勇気の上に成り立っている貴重なもの、なのです。
日本の銘石でお墓を建ててみたい、と思われた方は、ぜひご相談ください。
地震に強いお墓、信頼棺のお墓でも建てることが出来ます。
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