Q018~骨壺の大きさって地域で違うの?
A 地域によって違います。
主として、関西は小さく、関東は大きい。
それ以外の地域も大きかったり小さかったりします。
こちらは関西でよくある
4寸サイズです。
しかも最近のは
よりコンパクトになっていて、
高さ(背丈)も4寸(120ミリ)くらいです。
すべてのお骨は入りません。
但馬だけでなく、関西の方は葬式のお骨ひろいに
行かれたことのある方は、ご存じだと思いますが、
斎場の係の人が、お骨の説明をされながら、
大事なお骨だけを拾います。
残りは、どこかへ持っていかれます。
最終的には頭蓋骨でふたをするような形で
仕舞われて、その上から蓋をされます。
一方、
関東の骨壺は大きいです。
この写真は実際にお墓に埋葬されていた
骨壺ですが、
直径が210ミリ、7寸くらいあります。
背丈はもう少しありますかね。
明らかに大きいですよね。
アクエリアスで比較してみましよう。
関西の壺は
これくらい。
小さいでしょ。
いや、こちらの方はこれが普通なんです。
でも、関東の人にとっては
「ちいさ~~!!」
となるわけです。
そして、
関東の骨壺は
こちら。
「でかすぎじゃね!!」
と、思わず突っ込み入れたくなるほど、
大きく感じます。
でも、
これより大きいものもあります。
「ごちそうさん」で
杏ちゃんがつけていた
漬物の壺よりでかいものもあるんです。
どうしてか。
お骨をすべて入れるためですね。
どうしてこんなに大きいの、って
最初は私も思いましたが、
よく考えれば、このサイズでないと
すべては入らないです。
関西サイズの方が、
基準外なのかもしれませんね。
でも、
納骨するお墓の構造も当然
大きな骨壺サイズにしないといけませんね。
基礎コンクリートでのしっかりした
構造でないと、無理だと思います。
そのあたりが
関西は、基礎工事をあまり重視しないことと
関係しているのかもしれません。
(それだけではないですがね。)