お墓じまい基本のキ⑧~お骨のゆくえ(2)
お墓じまいした後のお骨、永代供養墓に行くのが、最近の主流、ということを書きました。
昨日紹介したのは非常に巨大な永代供養墓ですが、大きさは本当に様々です。
このような、ちょっとした倉庫のようなサイズの
永代供養墓が一番良くあるサイズですが、
こちらは通常のお墓サイズですが、こちらも永代供養墓です。
檀家さんでお墓をなくして供養したいという方向けなので、これでいいのです。
普通のお墓より多少たくさんお骨がはいります。
永代供養墓の他にもいろいろな供養の仕方が出てきてます。
海洋葬。
海が好きだった人、海に関係する仕事だった人、そういう人が選ばれます。
石原裕次郎さんの遺骨を湘南の海に散骨したいと申し出て、許可が下りず、一躍有名になりました。
その後、一部散骨されたようです。
樹木葬。
こちらも東京の小平霊園の樹木葬専用墓域です。
こちらも地面に穴を開けて、その穴に遺骨を埋蔵するシステムです。一度埋蔵してしまうと、掘り返せないシステムになっているようです。また埋蔵する様子も遺族といえど見学できないようなっています。
言うなればこの囲われたエリア全体がお墓であるので、その中に踏み込んで埋蔵する作業員の姿を見せたくない、ということでしょう。
「あ、うちの親父のお骨の上を踏みやがって!!」とならないように、ってことでしょうね。
この霊園では、このように数本、樹木が植えてあるだけ。離れた場所に埋蔵してもらっても、果たして樹木葬と呼べるか、どうか。。。
樹木葬の一部として、「桜葬」(おうそう)というものもあります。
桜と言うのは、日本人にとって、特別な樹木であり、特別な花、でもありますから、分かるような気がしますが。他にも「宇宙葬」というものもあります。
種類はいろいろありますが、一番大事なことがまだ残ってます。
◇ あなたに代わってお墓そうじします・・・happy shine