浄土真宗の方はあまり関係ないですが、
塔婆というものがお墓にお供えされている場合があります。
その塔婆ですが、
本来、地面に差してお墓の回りに建てるものでした。
ですが、最近のお墓は、基礎コンクリートや防草工事で
地面に塔婆を差す、ということができません。
(うちのお墓は差せますが…(^_^;)
立てる台が必要なことがあります。
このように、ブロックを代用しても大丈夫なんですが、
(実際代用されているお墓、たくさんあります)
やっぱり、チープというか、
とりあえず代用、というか、
あまり見た目が良くないということで、
最近、塔婆立というものを設置することが多いですね。
このようなものです。
これは、足元が石になっております。
しかも、このように石に塔婆が乗れば、よく滑って、はみ出してしまうんです。
滑り落ちる、という感じですかね。
なので、滑り止めに溝を掘ったりするんですが、
溝に雨などの水が溜まって、それを逃がす穴も必要となります。
中々構造が難しかったりするんです。
なので、逆に、台なしの塔婆立もあります。
このように、やや細いタイプもあります。
あまりたくさん塔婆を建てない、という方。
このタイプは細いので、滑り落ちることもありませんね。
スペースがあまりないお墓の場合、
このように、一本の石の柱に輪を付けて
塔婆を建てるタイプもあります。
この写真の塔婆はかなり小さなタイプ(水塔婆)なので、
サイズ的に無理がありますが、
このように使います。
これ以外にもこの石の柱の部分もステンレス、あるいはアルミ製の
小さなものもあります。
塔婆立の値段のページも更新しました。
→→塔婆立の値段
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