ブラストシート体験レポート⑪~新バージョンが!
こんばんわ。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店のカズ(stoneman-ohkita)です。
今現在、ご遺骨をお持ちで、その行き先をお探しの方、あなたに一番あった安置先を探しませんか?
そのお手伝いをいたします。
田んぼに水が入り、
鏡面仕上げになりつつある兵庫県豊岡市です。
ゴールデンウィークの宿題、新しいブラストシートの体験レポート。
その続きです。
白色のブラストシートで彫刻してみます。
〇 細字用
〇 6キロ圧のブラストにて彫刻
細字用のブラストシートなので、
この太さのの文字は少々無理があるのですが、
テストなので、彫ってみます。
彫刻してみました。
大体深さは1杯くらいです。
文字を彫刻すること。
文字彫刻の深さの基準と言われる。
ちなみに、但馬地方では「一杯半」(いっぱいはん)が
上等だと言われている。
つまり、文字幅の1.5倍の深さで彫刻するのが腕のある
職人だと、されている。(私も父から聞きました)
ですが、深く彫れば彫る程、文字底が見にくくなり、
仕上げが雑になります。
ので私は「1杯」を目安に彫刻するように心がけております。
無理を承知の彫刻でしたが、
意外と彫刻できました。
ただ時間の都合上、仕上げ彫はしておりません。
仕上げ彫は圧力をずっと落として彫刻するので、
ブラストシートに負荷は掛かりません。
なので、ここまでで止めておきます。
かなり、輪郭で溶けている部分があります。
赤枠の部分は輪郭が溶けだしている部分です。
やはり長時間1点に宛てていると、輪郭がぼやけて
溶けてくるようです。
さて、もう一文字の方も。。。
碧いという文字ですが、こちらはやや浅い彫です。
大体の感じですが、0.7~0.8杯の深さです。
底の「底サライ」の練習用に浅めに彫りました。
底も平らに彫ってあります。
こちらは、ブラスト圧が直接当たる時間が短い関係で、
輪郭が完全に溶けている部分はほとんどありませんでした。
やや、溶け始めているかな、という程度。
青い枠の線の中が多少、溶け始めているのかな、という程度でした。
また、5キロ以下の圧力なら全く問題なく、彫刻できました。
まとめとして
≪白色ウレタンブラストシートテスト彫刻の結果≫
(0.5ミリ 白色ブラストシート)細字用
① マジック、ボールペンの書き込みはできます。
② 住友3M製のスプレーのりなら
コピー用紙の貼り付けも問題なくできます。
③ 養生テープもしっかりと接着できています。
(剥がれることはほとんどない)
④ コピー用紙の上からのカット(手切り)に関しては
ゴムシートよりも多少滑りやすい。が、対策すれば問題ない。
⑤ 6キロのブラスト圧では長時間1点に宛てると溶ける可能性は高い。
(短時間での照射なら、問題ない)
⑥ 5キロ以下のブラスト圧なら、問題ない。
という感じですかね。
今回のテストはやや普段ではありえない6キロの圧力。
私は普段は細字なら5キロまでで彫刻しますので、
6キロでこの程度耐久性があるなら、全く使用に問題ないと
個人的には思いました。
ところが、突然電話が鳴って、
と連絡が。。。
📞 以前、透明なシートを試してもらったじゃないですか?
どうやら透明なシートの方が耐久性も耐熱性も高いようなんです。
なので、以前の真っ透明は貼ってあるのかどうかが判別できないレベルの
透明だったじゃないですか?
ではなく、やや透明なシートを作ったんです。
よろしくレポートお願いしますね。。
(どんだけせっかちなんですか!!)
その直後、佐川急便のお姉さんが持ってきてくれた荷物には。。。
これが、やや透明なシートか。。。
(確かに微妙に透明です。。。(^_^;)
それと、いつもの墓文字も入っておりました。
さて、やってみますか?